安全確保へ十分な工期を 時間規制に4週8閉所有効
2020.09.10
【安全スタッフ ニュース】
中建審 適正な基準作成し勧告
国土交通省は、適正な工期による請負契約の締結を促し、働き方改革を促進するため、中央建設業審議会で工期に関する基準を作成し、その実施を勧告した。工期全般にわたって考慮すべき事項では、自然要因や休日・法定外労働時間、契約方式、関係者との調整、行政への申請、工期変更などを記載。労働・安全衛生面については、労働安全衛生法など関係法令を順守し、労働者の安全を確保するための十分な工期を設定することで、施工の安全性を確保することなどを明文化した。また、改正労働基準法の労働時間規制の適用をにらみ、価値観の転換を図るには4週8閉所の取組みが有効な手段の一つとしている。…
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2020年9月15日第2362号 掲載