「健康経営」実践企業を顕彰 金利優遇する金融機関も 経産省・優良法人の認定始まる
2017.01.13
【安全スタッフ ニュース】
経済産業省は「健康経営優良法人認定制度」をスタートさせた。とくに優良な健康経営を実践している大企業や中小企業の法人を顕彰する制度で、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を得られる環境を整備するのが狙いだ。認定基準では、「経営理念・方針(経営者の自覚)」「組織体制」「制度・施策実行」など5項目のすべてを満たすことが必要となる。具体的には、「残業が月100時間超の労働者に本人の申出の有無に関係なく医師面接を受けさせる」などの取組みが要件となっている。すでに同認定の取得を金利優遇の条件とする民間金融機関も現れており、「今後、認定企業を優遇する動きが広がっていくことが期待される」(経産省)という。…
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平成29年1月15日第2274号 掲載