【特集2】メンタルヘルスアニメ 「実践編」が好評配信中! 職場環境改善の手順示す あんしん財団

2020.09.28 【安全スタッフ 特集】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 一般財団法人あんしん財団(山岡徹朗理事長)は、「小規模企業事業主向けメンタルヘルスケア理解のためのアニメ」を制作し、「こころの“あんしん”プロジェクト」のウェブサイト内で公開しているが、このほど行ったサイトリニューアルに伴い3本のアニメを追加した。昨年4月に配信した第4話とともに「実践編」として公開しており、好評を得ている。基本事項を分かりやすく解説した「入門編」に対して「実践編」では、職場環境改善の手順を具体的に示しているのが特徴だ。例えば、第5話「グループワークから始める活動」では、ストレスチェックの分析結果をもとに部署ごとにグループ討議を実施。さらに管理職による進捗共有会を行い、問題点や良好事例について意見交換することで、職場環境改善の進め方を紹介している。

サイトのリニューアルに伴って

 メンタルヘルス対策の取組みが難しい中小企業に向けてあんしん財団では、特設サイト「こころの“あんしん”プロジェクト」を設けている。サイトでは「こころの健康度チェックリスト」など8つの支援ツールを公開しており、誰でも無料で活用できる。アニメはツールの一つで、メンタルヘルスを分かりやすく学んでもらおうと制作したもの。「事例対応の原則と日頃の対策の重要性」「職場改善の重要性と具体例」「職場復帰の基本的な考え方」の第1話~第3話が公開されていた(2016年12月1日号既報)。

 このほど、「こころの“あんしん”プロジェクト」のリニューアルを行ったのに伴い、3本のアニメを追加。昨年4月に公開されていた第4話と合わせて「実践編」として配信している。

 基本事項を分かりやすく解説した第1話~第3話の「入門編」に対し、「実践編」では職場環境改善について具体例を示しているのが特徴だ。「何をどのようにしてよいか分からないとする中小事業主のために、より理解しやすい内容にした」とお客様サービス事業部メンタルヘルス事業課の宮崎久明課長はいう。内容は、入門編と同じく産業医科大学産業生態科学研究所精神保健学研究室と共同で開発している。

グループワークで問題点を共有

 「実践編」では、…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2020年10月1日第2363号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。