設置40年以上経過が多数 鉄鋼業の設備 厚労省が分析
2017.01.26
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、鉄鋼業における「経年設備」の自主点検分析結果をまとめた。設置から30年以上経過した設備が約2万3000あり、そのうち77%は40年以上経っていることが判明した。
設備の劣化状況をみると、著しく劣化しているのが12%、劣化なしと判定されたのは72%となっている。とくに、野外に設置されている設備の劣化度がめだつ。労働災害の発生は、劣化が進んでいる設備数に比例する傾向がある。
平成29年1月23日第3097号1面 掲載