剥離剤中毒防止へ要請 ラベル・SDS確認徹底を 厚労省

2020.10.27 【安全スタッフ ニュース】
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発生事例示し注意喚起

 厚生労働省は、剥離剤に含まれる化学物質への引火による火災や、吸入での中毒事案が多発しているとして、関係団体に対し、具体的な発生事例や原因物質の危険有害性と取扱い上の注意事項などを盛り込んだ労働災害防止の要請を行った。主にベンジルアルコールやジクロロメタンについてで、ばく露により中枢神経系や腎臓、呼吸器に障害が起こるため、作業者以外の立入禁止、送気マスクや防毒マスクの使用などを求めている。規制対象になっていない化学物質でも、有害である可能性が高いことから、剥離剤を用いる場合はラベル・SDSの入手・確認などの徹底を呼び掛けた。…

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2020年11月1日第2365号 掲載
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