導入時の課題で時間管理は4割 テレワーク調査
2020.10.30
【労働新聞 ニュース】
総務省のテレワークセキュリティに関する調査によると、テレワーク導入済み企業のうち、導入に当たっての課題(複数回答)に「労務時間管理」を挙げた割合は37%だった。「社員への指示・指導・評価」は35%、「就業規則の整備」は31%となっている。最も多かった「必要な機器の整備」54%や「セキュリティの確保」43%とは、小さくない差が付いている。
調査は今年7~8月に従業員10人以上の3万社に実施し、5433社から回答を得た。テレワーク導入率は全体の3割弱で、22%がコロナ対策のために導入していた。
令和2年11月2日第3279号5面 掲載