若年者雇用対策 「早期離職」も選択肢に 定着より満足度向上 厚労省研究会
2020.11.05
【労働新聞 ニュース】
「新卒一括採用」見直し
若者の早期離職を一概に否定すべきではない――厚生労働省の今後の若年者雇用に関する研究会(座長・玄田有史東京大学社会科学研究所教授)は、当面の若年者対策の在り方について提言した。早期離職しても、転職先の満足度の方がすべての面で上昇しているのが実態で、定着よりキャリア形成に貢献するケースがあるとの見方だ。日本特有の「新卒一括採用」の慣行見直しについては、メリットとデメリットを配慮した上で環境整備を図るよう訴え、中立的立場を維持した。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和2年11月9日第3280号1面 掲載