【フォーカス】康和会/月間残業が5時間超減少 事務作業のIT化で
2020.11.12
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
離職率も18%から6%へ
社会福祉法人康和会(千葉県船橋市、宍倉喜久雄理事長、90人=うち非正規職員45人)は、出退勤管理などの事務作業や介護に関する報告書の作成についてデジタル化を進め、労働時間の削減に成功した。1人当たりの1カ月の時間外労働時間は、2015年が8時間だったのに対して19年は2.8時間に減少している。離職率も18.6%から6.6%へと大きく低下した。デジタル化の推進に際しては、IT機器へ抵抗感を持つ職員も少なくなかったという。そのため、機器の操作に抵抗感のない人材を外部研修へ派遣して現場の指導役に据え、苦手な職員をサポートした。…
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令和2年11月16日第3281号15面 掲載