健康診断関係に課題 技能実習で違反7割 北海道労働局
2017.02.03
【労働新聞 ニュース】
北海道労働局(田中敏章局長)は、平成27年に管内の17労働基準監督署・支署が実施した外国人技能実習生を雇用する事業場への監督指導結果を公表した。対象の114事業場のうち、71.9%に当たる82事業場で労働基準関係法令違反が明らかになった。定期健康診断を受けさせていないケースがめだつ。
労働基準法に関する違反内容をみると、賃金の不払いが19事業場と最多で、違法な時間外労働などの労働時間関係(18事業場)、割増賃金の不払い(11事業場)、労働条件の不明示(10事業場)が続く。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成29年1月30日第3098号3面 掲載