違法残業で相次ぎ運輸業送検 協定守らず120時間超 厚木労基署
2020.12.17
【労働新聞 ニュース】
複数回指導も改善怠る
神奈川・厚木労働基準監督署(湯川和彦署長)は、違法な長時間労働を繰り返していた運輸業2社を相次いで司法処分した。36協定を超えて時間外・休日労働を行わせたとしてトラック運送業者と当時の厚木営業所長代理を、別件で路線バス事業者と同社大和営業所長をそれぞれ労働基準法第32条(労働時間)違反などの疑いで横浜地検に書類送検している。いずれも時間外・休日労働が最長で月120時間に上っており、複数回にわたって是正指導したにもかかわらず、人手不足から改善を怠っていた。…
【路線バス事業者=令和2年11月11日送検、トラック運送業者=令和2年11月13日送検】
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令和2年12月28日第3286号4面 掲載