【賃金事例】損保ジャパン/コース制度一本化を図る 役割階層は大括り化
2021.01.07
【労働新聞 賃金事例】
転勤の有無で年収2割加算
損害保険ジャパン㈱(東京都新宿区、西澤敬二取締役社長)は昨年10月、非管理職の役職階層を3段階に大括り化し、従来はグレードごとに定めていた在留年数や昇格目安の年数を撤廃した。併せて従来の勤務地の範囲によるコース制度を改め、一本化している。転居転勤の有無は処遇面でのみ反映するかたちとしたもので、最大で年収に2割程度の加算を行う。制度改定を通じて若手の昇格スピードを早め、年功的な人事制度からの脱却や多様な人材が活躍可能な環境づくりなどをめざす。…
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令和3年1月11日第3288号8,9面 掲載