2012年7月配信の労働関連ニュース

2012.07.23 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】派遣元の選別・淘汰が始まる マージン率等開示で

どこまで進む業界健全化  改正派遣法の政省令要綱が決まった。施行日は平成24年10月1日だが、人材ビジネス会社の関心のマトは、派遣元に一定範囲の情報開示を求める規定だ。省令案には、派遣料金・派遣労働者の賃金等も明記された。派遣労働者保護のためには優良な派遣元の育成が不可欠だが、情報のオープン化は派遣業界内で淘汰の動きを再加速させる可能性を……[続きを読む]

2012.07.23 【労働新聞 ニュース】
交替制夜勤改善 運動方針の柱に 日本医労連

 看護師を中心とする医療労働者でつくる日本医労連(山田真巳子中央執行委員長)は、7月25〜27日に静岡県熱海市で第62回定期大会を開催する。医師・看護師・介護職員の大幅増員に加え、看護師の長時間・交替制夜勤の改善を運動方針の重点課題に据える。  WHO(世界保健機関)の専門機関・IARC(国際がん研究機関)が、長時間夜勤を伴う交替制勤務の……[続きを読む]

2012.07.23 【労働新聞 ニュース】
看板交換作業中 はしごから墜落 亀戸労基署が送検

 東京・亀戸労働基準監督署(秋元成康署長)は、看板製作業者と同社リーダーを労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。  昨年8月、江東区内の店舗袖看板の工事で、同社の従業員がパネル交換作業を行っていたところ、はしごから…[続きを読む]

2012.07.23 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【追跡レポ】カインズ/女性の活躍支援策 柔軟に雇用区分変更へ

正社員登用を体系化 育休復帰でパート転換も  ホームセンター大手の㈱カインズ(群馬県高崎市、土屋裕雄社長、従業員数8890人)では、雇用区分を柔軟に行き来できる制度を体系化している。パートには、マスター社員を経て正社員に登用する道を開いた。一方で、退職した正社員が、ショートパートとして復帰できる「ジョブ・リターン制度」、育児休業後、6時間……[続きを読む]

2012.07.23 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】セイコーエプソン/全ポストを4軸10要素で評価 管理職層へ役割グレード

定額制採用し査定は賞与に  セイコーエプソン㈱(長野県諏訪市、碓井稔社長)は、今年度から管理職層にシングルレートの役割グレード制度を導入した。マネジメント系、専門職系を問わず全ポスト、ポジションの役割の大きさを評価し、全9階層のグレード体系に格付けている。評価基準としては、組織における位置付け、コミュニケーション、イノベーション、知識・ス……[続きを読む]

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