2022年8月配信の労働関連ニュース

2022.08.31 【労働新聞 ニュース】
実習生の労災で送検 安全装置釘刺し無効に 福岡中央労基署

 福岡中央労働基準監督署(石川誠署長)は、ロングスパン工事用エレベーターの安全装置の調整を怠ったとして、建設業者と同社所長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。同社が元請である工事現場で、1次下請のベトナム人技能実習生が頭蓋骨陥没などのけがを負う労働災害が発生している。  労災は昨年9月、同……[続きを読む]

2022.08.31 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】コロナ後遺症 復職時は職場で配慮必要 3割が1年後も症状

厚労省の手引を参考に  新型コロナウイルスの1日の感染者数が全国で25万人を超えるなど、過去最大の波となった第7波。感染者数の増加により、後遺症に悩む労働者が多数発生し、職場の生産性が低下する事態が懸念される。厚生労働省によると、罹患者のうち3割は1年後も後遺症があるという。後遺症のある労働者に対し、職場ではどのような配慮が必要になるのだ……[続きを読む]

2022.08.31 【労働新聞 ニュース】
エレベーターの安全対策を要請 東京労働局

 東京労働局(辻田博局長)は、労働者がエレベーターの組立て・解体作業中に死亡する労働災害が相次いだことから、大手建設業23社と建設業団体に安全対策の徹底を緊急要請した。チェックリスト付きのリーフレットを作成し、併せて配布している。今後は都内の労働基準監督署全18署が講習会などで周知する。  同労働局は労災が発生する原因として、「適切な手順……[続きを読む]

2022.08.31 【労働新聞 ニュース】
来春の初任給 一律2万円増 技研製作所

 無公害工法や産業機械の開発、製造販売などの事業を展開する㈱技研製作所(高知県高知市、森部慎之助代表取締役社長)は、来年4月から新規学卒者の初任給を2万円引き上げると明らかにした。学歴別に定めている水準を一律でアップし、四大卒は現行の21万円から23万円へ、高卒は16.5万円から18.5万円へ高める。  業容の拡大へ向け、優秀な人材の獲得……[続きを読む]

2022.08.31 【安全スタッフ ニュース】
トンネル工事巡視し災害防止呼びかける 高知労働局

 高知労働局(中村克美局長)は7月27日、建設業の労働災害防止を呼びかけるためパトロールを実施した(写真)。鹿島建設四国支店が施工する日下川新規放水路整備工事の現場を訪れ、気温の上昇に伴う熱中症や、新型コロナウイルス感染症予防などについて注意を喚起した。  中村局長は、車両系建設機械に取り付けたセンサーで人の接近を検知して接触を防ぐ取組み……[続きを読む]

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