『労災』の労働関連ニュース

2025.01.31 【安全スタッフ ニュース】
コンクリ打設で脚部を化学熱傷 厚労省が事例追加 NEW

 厚生労働省はこのほど、「職場のあんぜんサイト」に化学物質による労働災害事例を追加した。「ステンレス部品の汚れ落とし作業中に有機溶剤中毒」や「コンクリート打設作業中に、生コンクリートが皮膚に付着し化学熱傷」など16件で、イラスト付きで発生状況・原因・対策を解説している。  化学熱傷の事例は、トンネルの底面にコンクリートを流し込む作業(イン……[続きを読む]

2025.01.28 【労働新聞 ニュース】
安全装置使用せず再度送検 東大阪労基署

 東大阪労働基準監督署(的場由美署長)は、プレス機械の安全装置を使用せずに労働者に作業を行わせたとして、金属製品製造業の中辻金型工業.㈱(大阪府東大阪市)と同社代表取締役を、労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで大阪地検に書類送検した。  同社は令和5年12月、機械が自動停止するなどの安全装置を使用しないまま労働……[続きを読む]

2025.01.23 【労働新聞 ニュース】
令和6年・災害発生状況 事務所や小売の転倒増加 講習会で再発防止へ 東京労働局

製造・建設は取組み奏功  東京労働局(富田望局長)は、昨年1~12月の死傷災害発生状況(12月末日速報値)を公表した。製造業や建設業ではパトロールなどの取組みが奏功し、前年に比べて発生件数は減少した。一方、本社機能や事務作業を担う事業場を含む「その他の三次産業」や商業など、第三次産業では転倒災害を中心に増加している。全業種のうち最も件数が……[続きを読む]

2025.01.20 【労働新聞 ニュース】
保護帽適切か確認を トラックから墜落多発で 高岡労基署

 富山・高岡労働基準監督署(芦田圭署長)は、トラックの荷台からの墜落災害が多発していることから、荷台での作業時における墜落制止用器具の着用や保護帽の使用など対策の徹底を呼び掛けている。保護帽については、型式検定に合格していない粗悪なものを使用しているケースもみられるとして、適切な保護帽かどうか確認するよう求めていく。今年度内にはトラック事……[続きを読む]

2025.01.17 【労働新聞 ニュース】
昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状……[続きを読む]

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