『ものづくり』の労働関連ニュース

2024.06.18 【労働新聞 ニュース】
能力開発 正規と非正規で処遇反映に格差 ものづくり白書

 政府は、令和5年度のものづくり白書(ものづくり基盤技術の振興施策)を閣議決定した。能力開発を通じて能力・スキルを身に着けた場合に昇給や賞与へ反映させているかどうかについて、正社員と非正社員間で大きな差がある現状を明らかにしている。  正社員については、身に着けた能力・スキルを昇給(基本給の引上げ)に反映させているものづくり企業が55%で……[続きを読む]

2024.05.28 【安全スタッフ 特集】
【特集1】腰痛予防へ 作業負荷を軽減 作業台の改良で中腰姿勢改善 運搬見直し重量物上げ下げゼロに/㈱ササキ

 社員の腰痛予防へさまざまな取組みを推進している㈱ササキ(本社:山梨県韮崎市)では、現場発の改善活動が成果をあげている。負担のかかる中腰姿勢をなくすため、身長差に合わせて高さを調整できる作業台の改良や、検査工程で製品の運搬方法を見直して重量物の上げ下げをゼロに削減するなど、従業員が働きやすい職場づくりを進めている。 身長差があっても使いや……[続きを読む]

2024.04.04 【労働新聞 ニュース】
熟練技術者の「勘」を言語化 人手不足解消へ手引 近畿経産局

単純作業にパート活用も  近畿経済産業局は、人手不足に悩むものづくり現場に効果的なデジタル化・省力化を促すため、業務を可視化する手法についてのマニュアルを作成した。業務の手順ごとに、「その作業を行う意味・判断基準」や「参考にしている資料」など5点を書き出すことで、熟練技術者の勘に頼っている「勘所」を言語化できる。勘所を含めた業務の整理によ……[続きを読む]

2024.02.19 【労働新聞 ニュース】
中小60社で仕事体験 地元の学生へ魅力PR 千葉県

 千葉県は来年度、地元の大学生に県内中小企業の魅力を伝えるための仕事体験ツアーを開始する。企業への訪問を通じ、実際の業務を体験したり従業員と交流するプログラムを設ける。インターンシップを開くのが困難な中小企業の採用を支援するとともに、手軽に実施できる仕事体験のノウハウ確立をめざす。…[続きを読む]

2022.09.01 【労働新聞 ニュース】
代表制法制化で組織率改善へ 将来像示す提言集 JAM「ものづくり進化論Ⅲ」

DX進展し週35時間制も  機械金属産業の約2000単組が加盟する産業別労働組合JAM(安河内賢弘会長)は、10年後、20年後のものづくり産業の将来像を描いた提言集「ものづくり進化論Ⅲ」を作成した。労働組合の役割をテーマとしたカテゴリーでは、労働者代表制の法制化により、結果として労組への移行が進んで組織率の大幅改善を実現する未来を描いてい……[続きを読む]

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