『トラックドライバー』の労働関連ニュース

2024.10.30 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】運送業 運転者の健康管理を 早い段階で予防重要

繁忙期向け事故防止へ  トラック運転者の健康起因に関する事故が近年、増加傾向にある。全日本トラック協会では、「健康起因事故防止マニュアル」を改訂(本紙9月23日付3面)。疾病リスクの早期発見が重要とし、たとえば定期健康診断の受診率を高めるため、早いタイミングのシフト調整を求めている。交通量が増える年末繁忙期へ向けて、未然に事故防止を図りた……[続きを読む]

2024.10.03 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】全ト協・23年度 トラック運送事業の賃金/一般事業者・男性運転者 大型の平均賃金は36.5万円 中型で30.8万円に

時間外手当・5000円減り6.6万円  全日本トラック協会の賃金実態調査によると、一般貨物自動車運送事業者における男性運転者の職種別平均賃金(2023年5~7月の1カ月平均)は、けん引が40.2万円、大型が36.5万円、中型が30.8万円だった。めだった変化はみられず、大型は前年比1.1%増、けん引は0.2%減などとなっている。男性運転者……[続きを読む]

2024.08.27 【安全スタッフ 特集】
【特集2】高齢ドライバー対策 負担の少ない配送を受注へ 動画で業務をレクチャー 身体負荷が軽減し効率化/セイリョウ

 運送会社の㈱セイリョウは、高齢ドライバーの働きやすいさを重視し、運びやすい物、カゴ積み降ろしができる物など、原則として負担の少ない配送を引き受けるようにしているという。加えて、配送内容・ルールを分かりやすく伝えるため、動画を使ってレクチャーしている。身体的な負荷の軽減、作業の効率化につながっている。長時間労働の抑制については、ジョブロー……[続きを読む]

2024.07.18 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】カワキタエクスプレス/ドライバー同士が多面評価 技術、人間力など8段階で

基本給の改定に活用  運輸業の㈱カワキタエクスプレス(三重県亀山市、川北辰実代表取締役)では、運転や荷扱いの技術とともに、あいさつや思いやり、素直さなどの“人間力”を同僚10人が多面評価している。結果は最高・最低額で7倍の差が付く「スキル給」の改定に用いており、上司評価60%に加えて多面評価を40%反映している。評価項目は約40に上り、そ……[続きを読む]

2024.07.10 【安全スタッフ ニュース】
25%で時間外上限超 当初の達成目標に届かず 全日本トラック協会調べ

 全日本トラック協会は、「トラック運送業界の働き方改革実現に向けたアクションプラン」達成状況を公表した。会員のトラック事業者に時間外労働時間の上限を超えるドライバーの有無を聞いたところ、25%以上の事業者が「いる」と答えていたことが分かった。当初達成目標に掲げた10%には届かなかった。  調査は今年1月に実施したもので、2023年10月時……[続きを読む]

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