『ハマキョウレックス事件』の労働関連ニュース

2020.08.20 【労働新聞 ニュース】
旧労契法20条 最高裁が5つの裁判で弁論 高裁判決覆る可能性

メトロコマース事件など  最高裁判所は、非正規労働者と正規労働者の待遇格差が問題となり、旧労働契約法第20条(不合理な労働条件の禁止)の適否が争点となった5つの事件について、9月に弁論を開くことを決めた。弁論を行うのは佐賀・東京・大阪の日本郵便事件とメトロコマース事件、大阪医科薬科大学事件の5つで、高裁判決は変更になるとみられる。旧労契法……[続きを読む]

2018.06.18 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】年収ベースで8割は高水準 許容範囲うかがえず

見逃せぬ無年金への措置  注目を集めていた長澤運輸事件の最高裁判決は、定年後再雇用者に異なる賃金体系を設ける対応をほぼ全面的に認めた。複数項目で構成する基本給部分についても、個々の関係性を考慮しつつ不合理ではないと判断している。実務に及ぶ極端な影響が避けられた一方、同社が年収ベースで約8割を確保し、年金空白期間に月2万円の調整給を支給して……[続きを読む]

2018.06.14 【労働新聞 ニュース】
「手当の精査」労組に促す 最高裁判決を受け 労契法20条

報告集会で宮里弁護士 最高裁が6月1日に初判断を下した労働契約法20条に基づく不合理性を争った2つの事件の原告が加盟する労働組合は6月7日、東京都内で報告集会を開いた。判決の意義などを語った長澤運輸事件の原告側弁護人を務めた宮里邦雄弁護士は、定年後再雇用の有期契約労働者にも同20条が適用されることが確定した意義は大きいと述べ、個々の賃金項……[続きを読む]

2018.06.07 【労働新聞 ニュース】
労働契約法20条 賃金項目の趣旨を個別考慮 長澤運輸・ハマキョウレックス事件

最高裁が初判断示す 定年再雇用「その他の事情」 運転者として正社員と同一の業務を行っているにもかかわらず、労働契約の有期・無期で賃金や手当に格差があることに対して是正を求めた2つの訴訟で、最高裁判所第2小法廷(山本庸幸裁判長)は、賃金の相違の不合理性を判断する際に、各賃金項目の趣旨を個別に考慮すべきとの初判断を示した。定年後再雇用について……[続きを読む]

2018.06.01 【労働新聞 ニュース】
【速報】ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件 最高裁判決下る

詳細は本紙3164号で報道予定  契約社員のドライバーが、正社員にのみ諸手当等が支給されるのは労契法に抵触する不合理な労働条件として差額を求めた訴訟(ハマキョウレックス事件)と、定年後継続雇用したドライバーの賃金を2割引き下げたことが期間の定めの有無によるもので不合理と訴えた事案(長澤運輸事件)の最高裁判決が6月1日に出た。4月中旬、弁論……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。