『不合理な格差』の労働関連ニュース

2024.11.28 【労働新聞 ニュース】
パート・有期雇用 報告徴収1.5倍を目標に 窓口周知違反めだつ 千葉労働局

「点検票」配布で法啓発へ  千葉労働局(岩野剛局長)は今年度、パートタイム・有期雇用労働法に基づく報告徴収の件数について、昨年度比1.5倍となる425件を目標に掲げ、指導を強化している。上半期は197事業所に実施し、うち9割以上に指導を行っている。実際に確認した違反では、相談窓口を設けているものの、社内周知を行っていないケースが多い。報告……[続きを読む]

2024.09.12 【労働新聞 ニュース】
均等・均衡待遇 慶弔休暇の違反めだつ 是正指導は176件に 大阪労働局

手当で不合理な待遇差も  大阪労働局(志村幸久局長)は、同一労働同一賃金の遵守徹底に向けて、是正指導を強化している。このほどまとめた令和5年度のパートタイム・有期雇用労働法に基づく是正指導件数は、1143件に上った。4年度の501件から倍増し、なかでも均等・均衡待遇に関する指導は、約18倍となる176件実施している。違反の多くは、慶弔休暇……[続きを読む]

2024.08.02 【労働新聞 ニュース】
2600社を是正指導 不合理な待遇差禁止で 厚労省

 厚生労働省は、パートタイム・有期雇用労働法に関する令和5年度の是正指導状況を取りまとめた。報告徴収により雇用管理の実態を把握した企業1万1173社のうち、75.1%に当たる8396社で同法違反がみつかり、計2万515件の是正指導を行った。同一労働同一賃金に関連し、通常の労働者との不合理な待遇差の禁止を定めた同法第8条違反で是正指導した企……[続きを読む]

2024.06.13 【労働新聞 ニュース】
製造業23%で最賃未満発覚 1~4月の指導結果 長野労働局

賃金低い業種へ監督強化  長野労働局(三浦栄一郎局長)は、最低賃金の履行確保に向けて今年1~4月に334事業場へ実施した重点監督指導の結果を公表した。製造業では、監督した61事業場のうち14事業場で最賃法違反がみられ、違反率は最多の23.0%だった。他産業も含めた全体の違反率17.1%を約6ポイント上回っている。今後、最賃審議会の資料など……[続きを読む]

2024.04.18 【労働新聞 ニュース】
同一労働同一賃金 遵守へ「報告徴収」積極化 労基署が事前確認し 厚労省・令和6年度運営方針

待遇差の理由説明も重視  厚生労働省は令和6年度地方労働行政運営方針を策定した。非正規雇用労働者の処遇を改善するため、同一労働同一賃金の遵守徹底に向けた取組みを強化する。労働基準監督署の定期監督時に、パート・有期雇用労働者などの待遇の確認を引き続き実施したうえで、その結果を踏まえて都道府県労働局雇用環境・均等部門が実施する報告徴収(雇用管……[続きを読む]

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