『不法行為』の労働関連ニュース

2025.03.19 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】転職活動中 逸失利益認める判決が 再就職余儀なくされ

雇保法の要件再度確認を  労働者が詐欺行為への加担強要により退職せざるを得なくなったと訴えた裁判で、東京高等裁判所は転職活動期間中の逸失利益の請求を認めた(関連記事=逸失利益 転職活動期間の請求認める “少なくとも”5カ月 東京高裁)。本判決がどこまでの射程を持つのかは定かでないが、同様の訴訟は増えると思われる。雇用保険法は離職を余儀なく……[続きを読む]

2025.02.20 【労働新聞 ニュース】
逸失利益 転職活動期間の請求認める “少なくとも”5カ月 東京高裁

不法行為で離職余儀なく  取引先にITエンジニアを派遣するSES会社で働いていた労働者3人が、経歴詐称の強要によって損害を受けたと訴えた裁判で、東京高等裁判所(三角比呂裁判長)は一審から賠償額を250万円増額し、同社の代表取締役らに計760万円の支払いを命じた。詐欺行為の一部を担うよう命じるという一連の不法行為により再就職を余儀なくされた……[続きを読む]

2023.03.02 【労働新聞 ニュース】
雇用継続不検討 労組への不法行為に 弱体化が狙いと判断 東京地裁

賠償請求は時効で退ける  産業別単一労働組合の職員で組織する労働組合が、組合代表者の65歳以降の継続雇用拒否は違法と訴えた裁判で、東京地方裁判所(髙瀬保守裁判官)は、雇用継続の検討をしなかった使用者である産別労組の対応は不法行為に当たると判断した。職員の確保・拡充が組織の課題となっている点を踏まえると、65歳以降も引き続き勤務を希望してい……[続きを読む]

2022.09.05 【Web限定ニュース】
認可保育園の解雇無効 園は「労働者が乗っ取り画策」と主張も 賃金遅配など常態化 さいたま地裁

 埼玉県内の認可保育園で働いていた労働者2人が、解雇を不服として運営会社の㈱光彩(埼玉県熊谷市、瀧澤弘子代表取締役)を訴えた2つの事件で、さいたま地方裁判所は解雇を無効と判断した。同社は保育園の乗っ取りを画策したとして、2人の労働者を令和3年9月27日と11月12日にそれぞれ解雇していた。  同地裁は労働者の行動について、「経営上の問題の……[続きを読む]

2022.07.07 【労働新聞 ニュース】
派遣労働者 雇止めを不法行為と認めず 虐待通報がきっかけ 東京地裁

事前報告の要請問題なし  介護・看護の人材派遣を営む㈱グッドパートナーズで働く派遣労働者が、施設内の虐待の自治体への通報をきっかけに雇止めに遭ったのを不服とした裁判で、東京地方裁判所(林﨑由莉子裁判官)は雇止めを不法行為に当たらないと判断した。同社に事前に報告せず通報したことが理由と認定する一方、事前の報告を求める行為が違法性の高いものと……[続きを読む]

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