『中賃審』の労働関連ニュース

2024.08.09 【労働新聞 ニュース】
50円増に反応様々 「体力ない」「大幅増期待」 各県知事が最賃目安額受け

 中央最低賃金審議会が答申した、地域別最低賃金の引上げ額の「目安」である50円(上昇率5.0%)に対し、全国の県知事がさまざまな反応を示している。島根県の丸山達也知事は、記者会見で「対応できる体力を中小企業側が持っていない」とした。労働者30人未満企業を対象とした賃金改定状況調査において上昇率が2.3%だったことを踏まえ、「中小企業、少な……[続きを読む]

2024.08.01 【労働新聞 ニュース】
地域別最賃 5%引き上げ平均1054円へ 中賃審が「目安」答申

消費者物価上昇に対応  中央最低賃金審議会(藤村博之会長)は、令和6年度の地域別最低賃金の引上げ額の「目安」を全国一律50円に決定し、武見敬三厚生労働大臣に答申した。目安どおりに引き上げられた場合の上昇率は5.0%で、最賃の全国加重平均は1054円に達する。引上げ額は昨年実績の43円を上回り、4年連続で過去最大。目安の決定に当たり、消費者……[続きを読む]

2024.07.25 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】厚労省 賃金改定状況調査/小企業の改定率 引上げ事業所のみで4.6% 実施割合は43%に

パート時給 2.8%伸び1218円  厚生労働省の賃金改定状況調査によると、今年6月末までに賃金引上げを実施した小規模企業の平均改定率は4.6%だった。回答事業所のうち42.8%が引上げを実施し、改定しない事業所を2.7ポイント上回っている。1時間当たりの所定内給与は、フルタイム労働者が1664円、パートタイム労働者が1218円で、前年か……[続きを読む]

2024.07.08 【労働新聞 ニュース】
賃上げの流れ波及を 中賃審で最賃議論スタート

 中央最低賃金審議会(藤村博之会長)は6月25日、今年の地域別最低賃金の改定目安に関する議論を開始した。  審議会には武見敬三厚生労働大臣(写真左)が出席し、藤村会長に諮問文を手交した。武見大臣は、今年の春季労使交渉での高い賃上げ率に触れつつ、「賃上げの流れを非正規労働者や労働者の7割を占める中小企業にも波及させていくには、最低賃金による……[続きを読む]

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