『交通事故』の労働関連ニュース

2024.12.23 【労働新聞 ニュース】
飲酒根絶へ事例周知 人身事故4倍増を受け 全ト協

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は、令和7年度の事業計画骨子をまとめ、最重点施策の1つに近年急増している飲酒運転の根絶対策を盛り込んだ。「優良な対策事例を収集して横展開するなど、周知活動を強化していく」(交通・環境部)としている。  全ト協によると、事業用トラックによる飲酒運転の人身事故件数は2年から減少傾向にあり、4年には…[続きを読む]

2024.11.11 【安全スタッフ ニュース】
疲労重なり注意力が低下 トラック重大事故の要因を分析 自動車事故調査委

 事業用自動車事故調査委員会(酒井一博委員長)は、令和3年に山形県内で発生した中型トラックによる重大事故に関する事故調査報告書をまとめた。  事故は令和3年10月18日午後、東根市内の国道を走行中の中型トラックが停車中の乗合バスに追突し、バスの乗客2人が死傷、運転者2人が軽傷を負ったもの。トラックドライバーは疲労に伴い意識レベルが低下した……[続きを読む]

2024.10.08 【労働新聞 ニュース】
健康起因事故が5年前から倍増 関東運輸局

 国土交通省関東運輸局(藤田礼子局長)は、昨年度に関東地域で発生した事業用自動車による交通事故の状況を公表した。運転中に健康状態が悪化したことで、事故を起こしたり運転を中断した「健康起因事故」の件数は168件となり、5年前(87件)から倍増している。  事故を起こさず、運転の中断をした件数は、そのうち121件だった。死傷者がなく…[続きを読む]

2024.09.26 【労働新聞 ニュース】
口の動きみせて指示 高齢者健康対策を拡充 全ト協・マニュアル改訂

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は、事業者向けの「健康起因事故防止マニュアル」を改訂し、新たに高齢運転者の聴力低下・視野狭窄への具体的な対策を示した。加齢に伴う聴力低下への配慮として、指示する際は口の動きをみせて話すことなどが必要としている。  全ト協によると、トラック運転者の平均年齢は50歳前後となっており、今後も高齢化が進むとみて……[続きを読む]

2024.09.06 【労働新聞 ニュース】
交通災害防止へ宣言 運輸支局や県警本部と 群馬労働局

 群馬労働局(上野康博局長=写真中央)は8月27日、国土交通省関東運輸局群馬運輸支局(諏訪幸夫支局長=写真左)、群馬県警察本部交通部(瀧川和典部長=写真右)と、交通労働災害防止に向けた共同宣言を採択した。今年6月、同県の事業者の雇用するトラック運転者が事故で死亡する労災が、立て続けに3件発生した。宣言には、事故防止への施策展開や、連携強化……[続きを読む]

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