『人手不足』の労働関連ニュース

2024.11.21 【労働新聞 ニュース】
全国警備業協会 特有の教育費用示し交渉を 価格転嫁へ手引書 NEW

休憩確保も取引条件に  全国警備業協会(村井豪会長)は、労務費の価格転嫁による人材確保を後押しするため、発注者との価格交渉のノウハウなどをまとめた手引書を作成した。発注者へ警備料金の根拠を説明するため、同業種特有の法定教育費などのデータを提示するよう促している。警備員が不足しており、採用にかかるコストが増している点なども説明すべきとした。……[続きを読む]

2024.11.01 【労働新聞 ニュース】
384万人不足に 35年の労働市場を推計 パーソル総研

 パーソル総合研究所と中央大学は2035年の労働市場の推計結果を公表した。1日当たり1775万時間、働き手に換算して384万人の労働力が不足するとしている。23年現在に比べ、人手不足の状況は1.85倍深刻になるとした。  推計結果によると、35年の就業者数は7122万人と、23年の6747万人から375万人増える。一方、就業者1人当たりの……[続きを読む]

2024.11.01 【労働新聞 ニュース】
非管理職にベア10% 生産性向上へ先行投資 浦島観光ホテル

 和歌山県内で4つの大型リゾートホテルを運営する浦島観光ホテル㈱(和歌山県那智勝浦町、松下哲也代表取締役社長)は今年10月、階層別に一律のベースアップを実施した。引上げ率は管理職5%、非管理職10%、パートタイム社員7%としている。人手不足への対応策として、DXやRPAを活用した省力化・生産性向上を計画しており、松下社長は「社員のモチベー……[続きを読む]

2024.10.29 【労働新聞 ニュース】
人材ビジネス市場 2024年度10兆円を突破 矢野経済研究所

 民間調査機関の㈱矢野経済研究所は人材ビジネス市場に関する調査結果をまとめた。人手不足を背景に市場は成長を続け、2024年度に市場規模が10兆円を超える見込みとしている。  調査は人材派遣、ホワイトカラーの人材紹介、再就職支援の3業界の動向を分析したもの。24年度の市場規模について、前年度比5.6%増の10兆2602億円と見込んでいる。[続きを読む]

2024.10.09 【労働新聞 ニュース】
相談件数が1割増 能力不足で条件引下げも 栃木労働局・民事上の個別紛争

 栃木労働局(川口秀人局長)は、令和5年度の個別労働紛争解決制度の施行状況を公表した。全国集計では前年度比マイナスとなっていた民事上の個別労働紛争相談の件数について、8.3%増の4700件に上っている。同労働局雇用環境均等室は、理由として人手不足を挙げ、「たとえば労働条件引下げに関する相談では、事業主が人手確保のため採用基準を下げて雇用し……[続きを読む]

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