『今週の視点』の労働関連ニュース

2025.02.19 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】逸失利益 障害理由に減額認めず 多数の企業事例引用 NEW

健常者と同等勤務が可能  聴覚障害を持つ女児がホイールローダーに轢かれ死亡し、遺族が運転者と勤務先に賠償を求めた裁判で、大阪高等裁判所は1月20日、逸失利益を全労働者の平均賃金で計算すべきと判断した。一審は、障害は労働能力を制限し得ると指摘。平均賃金の85%相当額を逸失利益としていた。高裁は多くの企業事例を引用し、健聴者と同等に働けたと強……[続きを読む]

2025.02.12 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】キャリアコンサル 若手定着・活性化に貢献 個別面談で自律促す

年次定めてセルフドック  若手の採用とともに定着が大きな課題となるなか、キャリア支援のニーズが高まっている。研修と個別面談をセットで行う「セルフ・キャリアドック制度」は、育成段階に応じて全員を対象にすることで、人材の活性化にも貢献する。導入企業のなかには、複数の社内キャリアコンサルタントが専門部署を組織し、活躍しているケースもみられる。…[続きを読む]

2025.02.05 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】化学物質 サイト活用で正しく理解 自律的管理へヒント

2月は初の「強調月間」  法改正を背景とした「化学物質管理強調月間」が2月にスタートした。数が多く、性質もさまざまな化学物質の管理に手を焼く安全衛生担当者は少なくない。労働安全衛生総合研究所の「職場の化学物質管理総合サイト ケミサポ」では新たに求められた自律的管理の方法に関するヒントを示している。サイトを活用し、正しい知識を学び、理解を深……[続きを読む]

2025.01.29 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】求人票以外でもPRを 職安で支援が活発に

「会社の履歴書」や動画で  全国の公共職業安定所で、求人票以外のツールを活用した独自の企業支援が活発化している。ハローワーク米沢は、“会社の履歴書”の作成を促し、自社の特徴として「どんな経歴を持つ中途採用者が活躍しているか」などをPRできる取組みを推進中。ハローワーク神戸では、社員へのインタビューなどを動画に収めてもらい、職安施設内で放映……[続きを読む]

2025.01.22 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】無償労働の行政指導厳しく 公取委が相次ぎ警告

今後も強化予想される  無償労働に対する行政の目が厳しくなっている。公取委は昨年末、発注先の従業員に無償労働をさせたとして、イトーキとダイゼンに警告を発し、橋本総業の確約計画を認定した。政府がめざす持続的な賃上げには中小企業の適切な価格転嫁が欠かせず、厳しい監督は今後も続くと予想される。受発注企業ともに「タダ働き」がないか、今一度確認をし……[続きを読む]

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