『休業補償』の労働関連ニュース

2024.01.30 【労働新聞 ニュース】
休業補償受給しながら就労 長崎労基署・刑事告訴

 休業補償給付を受けながら約4年間働く――長崎労働基準監督署(中里晋署長)は、労災保険の詐欺被害について、65歳の男性を浦上警察署長へ刑事告訴した。  男性は平成23年頃に労働災害に遭い、当時勤めていた会社を休業した後退職した。以降は休業補償給付を受けて療養していたが、29年6月に別の会社に就職。「業務上の疾病による療養のため働けず、賃金……[続きを読む]

2023.07.13 【労働新聞 ニュース】
発症時期見直し労災認定へ 不支給処分取り消す 愛知労働局・労災保険審査官

月100時間残業でうつ病に  愛知労働局の労働者災害補償保険審査官は、うつ病の発症時期を見直すことで労働基準監督署の判断を覆し、三菱電機㈱の技術者に対する休業補償給付の不支給処分を取り消した。審査官の決定書によると、技術者は平成28年12月にうつ病を発症した。同年10月に、前月の倍以上となる月100時間の時間外労働が発生していたことを心理……[続きを読む]

2023.06.15 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】㈱はなまる/介護との両立支援 自前セミナーで制度周知 知識不足の離職防ぐ

休業活用方法も解説  「はなまるうどん」をチェーン展開する㈱はなまる(東京都中央区、前田良博代表取締役社長、278人)は、介護による離職防止のため、仕事との両立支援に取り組んでいる。実際に介護を経験した社員の提案で、ケアラー(介護者)支援プロジェクトが発足。内製化したセミナーを開催するほか、全従業員向けに自身や部下が介護者になった際に必要……[続きを読む]

2023.05.29 【労働新聞 ニュース】
労災と偽って療養補償詐取 天満労基署・告訴

 大阪・天満労働基準監督署(下岡恵輔署長)は、業務・通勤と無関係の負傷を業務上と偽り、労働者災害補償保険の療養補償給付を詐取したとして、兵庫県在住の男性を刑法第246条第1項(詐欺)違反の疑いで天満警察署長に刑事告訴した。男性は一人親方で、労災保険の特別加入者。  令和2年4月、男性は工事現場以外の場所で骨折し、医療機関で治療を受けた。3……[続きを読む]

2023.03.16 【労働新聞 ニュース】
派遣元・先の2社を送検 製造業で労災かくし 三島労基署

休業・療養補償も行わず  静岡・三島労働基準監督署(皆野川順夫署長)は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、労働者派遣業の㈱イカイアウトソーシング(同県沼津市)と同社三島事業所長および、同社から派遣を受けていた製造業の横浜ゴム㈱(東京都港区)と同社三島工場長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで静岡地検沼津支部に書類……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。