『健診』の労働関連ニュース

2025.03.03 【労働新聞 ニュース】
健診受けさせず送検 熱中症災害端緒に発覚 名古屋東労基署

 愛知・名古屋東労働基準監督署(山本祥喜署長)は、熱中症の労働災害が発生した事業場で、労働者3人に定期健康診断を受診させていなかったとして、警備業の㈱オウカ(愛知県日進市)と同社代表取締役社長を労働安全衛生法第66条(健康診断)違反の疑いで名古屋区検に書類送検した。災害調査を端緒に違反が発覚している。  被災した52歳の男性労働者は… 【……[続きを読む]

2024.12.04 【労働新聞 ニュース】
9割に法違反確認 受入れ先急増で労災多発 宮城労働局・技能実習監督

 宮城労働局(小宅栄作局長)は、外国人技能実習生が在籍する事業場を対象に実施した令和5年の監督指導結果を明らかにした。118事業場で違反を確認し、違反率は過去5年で最も高い87.4%に上っている。同労働局監督課は、「技能実習生の増加に伴い、労働災害が増えている。労災を端緒とした監督も行っているため、違反率の上昇につながっている」と指摘。同……[続きを読む]

2024.11.26 【安全スタッフ ニュース】
女性特有の課題追加へ 月経困難症などに対応 一般健診問診票で 厚労省検討会

 厚生労働省の一般健康診断の検査項目に関する検討会は、一般健康診断問診票に月経困難症や月経前症候群などの女性特有の健康課題に関する質問を追加することが適当とする中間取りまとめを示した。女性の就業率の増加に伴い、女性特有の健康課題への対応の重要性が一層高まっていることが見直しの背景にある。健診の機会を活用し、女性労働者本人への気づきを促し、……[続きを読む]

2024.11.20 【労働新聞 ニュース】
運輸業界と共同研修 中高年6割に高血圧課題 協会けんぽ千葉

 全国健康保険協会千葉支部(=協会けんぽ千葉、佐藤信行支部長)は、運輸業の中高年層の高血圧リスク保有者が6割を超えている状況を受け、業界団体とともにアプローチに乗り出す。県内のトラック協会やタクシー協会などの業界団体と連携して、特定保健指導の受診勧奨を進めるセミナーを開催する。  高血圧リスク保有者とは健康診断で「収縮期血圧130mmHg……[続きを読む]

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