『全ト協』の労働関連ニュース

2024.11.28 【労働新聞 ニュース】
職安窓口通じ上限規制周知 未対応運送業が対象 東京労働局

労基署から訪問支援も  東京労働局(富田望局長)は、業界団体に加入していない道路貨物運送事業者で時間外労働の上限規制への対応が遅れているとして、法令周知と対応支援を強化する方針だ。求人相談などでハローワークを訪れた事業者に上限規制を周知し、事業者の求めに応じて労働基準監督署の支援員などが個別訪問支援を行うとした。今年7月に実施した自主点検……[続きを読む]

2024.11.15 【労働新聞 ニュース】
倉庫業でも情報収集 物流「Gメン」体制を拡充 国交省

 国土交通省は、長時間の荷待ちを発生させている荷主企業などを監視する「トラックGメン」の体制を拡充し、情報収集の対象を従来のトラック事業者から倉庫業者まで広げた。新たに倉庫担当Gメンを加え、「トラック・物流Gメン」へ改組している。Gメンに加えて調査する要員として各都道府県のトラック協会が新設した「Gメン調査員」166人も含め、従来の162……[続きを読む]

2024.10.30 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】運送業 運転者の健康管理を 早い段階で予防重要

繁忙期向け事故防止へ  トラック運転者の健康起因に関する事故が近年、増加傾向にある。全日本トラック協会では、「健康起因事故防止マニュアル」を改訂(本紙9月23日付3面)。疾病リスクの早期発見が重要とし、たとえば定期健康診断の受診率を高めるため、早いタイミングのシフト調整を求めている。交通量が増える年末繁忙期へ向けて、未然に事故防止を図りた……[続きを読む]

2024.10.03 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】全ト協・23年度 トラック運送事業の賃金/一般事業者・男性運転者 大型の平均賃金は36.5万円 中型で30.8万円に

時間外手当・5000円減り6.6万円  全日本トラック協会の賃金実態調査によると、一般貨物自動車運送事業者における男性運転者の職種別平均賃金(2023年5~7月の1カ月平均)は、けん引が40.2万円、大型が36.5万円、中型が30.8万円だった。めだった変化はみられず、大型は前年比1.1%増、けん引は0.2%減などとなっている。男性運転者……[続きを読む]

2024.09.26 【労働新聞 ニュース】
口の動きみせて指示 高齢者健康対策を拡充 全ト協・マニュアル改訂

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は、事業者向けの「健康起因事故防止マニュアル」を改訂し、新たに高齢運転者の聴力低下・視野狭窄への具体的な対策を示した。加齢に伴う聴力低下への配慮として、指示する際は口の動きをみせて話すことなどが必要としている。  全ト協によると、トラック運転者の平均年齢は50歳前後となっており、今後も高齢化が進むとみて……[続きを読む]

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