『割増賃金』の労働関連ニュース

2024.10.30 【労働新聞 ニュース】
個別に残業単価設定 割増率満たさず不払い 亀戸労基署・送検

 東京・亀戸労働基準監督署(田村滋康署長)は、あらかじめ時間外労働の割増賃金の時間単価を個別に設定し、法定の金額に満たない額で支払っていたとして、印刷業の照栄印刷工業㈱(東京都江東区)と同社代表取締役を労働基準法第37条(時間外労働等の割増賃金)違反の疑いで東京地検に書類送検した。労働者12人に対し、法定の基準を無視して一人ひとりに異なる……[続きを読む]

2024.09.18 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】割増賃金 算定ミスないか確認を 手当による賃上げで

HRテック導入時も注意  賃上げを諸手当で対応していないだろうか。新設した手当を割増賃金の算定基礎に算入していなかった事例が、労働基準監督署が昨年実施した監督指導のなかで散見されている。担当者は今一度、遺漏がないか確認したい。給与計算ソフトをはじめとしたHRテック導入時にも給与計算ミスは起こりやすく、注意が必要だ。[続きを読む]

2024.09.05 【労働新聞 ニュース】
令和5年監督結果 「役職手当」不算入めだつ 割増賃金違反が最多 相模原労基署

リーフで確認を呼掛け  神奈川・相模原労働基準監督署(荻野憲一署長)は、昨年実施した監督指導のうち、労働基準法第37条(時間外、休日および深夜の割増賃金)違反が最多だったと明らかにした。何らかの違反を確認した約250事業場のうち、約26%で割増賃金違反が認められている。とくに職務関連手当や役職手当について、割増賃金の基礎となる賃金に算入し……[続きを読む]

2024.09.03 【労働新聞 ニュース】
就業規則の変更 速やかに提出を 徳山労基署・呼掛け

 山口・徳山労働基準監督署(宮本敏和署長)は、今年度実施した監督指導において、就業規則の届出を行っていない事業場を複数確認したことから、リーフレットを作成し、速やかな届出を呼び掛けている。過去に作成・変更した就業規則について、届出が済んでいない場合は、速やかに労基署へ届け出るよう促している。  監督では、時間外労働の割増率引上げなど、法改……[続きを読む]

2024.08.23 【労働新聞 ニュース】
法令違反は7割に 労働時間関連の送検増 厚労省・令和5年監督業務状況

 厚生労働省は令和5年の監督業務実施状況を取りまとめた。定期監督等の対象となった13万9215事業場のうち、69.6%に当たる9万6831事業場で労働基準法や労働安全衛生法などの法令違反がみつかっている。前年に比べて違反事業場数は減ったものの、労働時間違反などを理由として送検に至る事案は増加した。  監督指導における労基法関係の違反では、……[続きを読む]

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