『割増賃金不払い』の労働関連ニュース

2024.12.04 【労働新聞 ニュース】
9割に法違反確認 受入れ先急増で労災多発 宮城労働局・技能実習監督

 宮城労働局(小宅栄作局長)は、外国人技能実習生が在籍する事業場を対象に実施した令和5年の監督指導結果を明らかにした。118事業場で違反を確認し、違反率は過去5年で最も高い87.4%に上っている。同労働局監督課は、「技能実習生の増加に伴い、労働災害が増えている。労災を端緒とした監督も行っているため、違反率の上昇につながっている」と指摘。同……[続きを読む]

2024.11.07 【労働新聞 ニュース】
フリーランス 労働者性の確認を強化 監督署に相談窓口 厚労省

労基法違反は是正勧告へ  厚生労働省は、業務委託などで働く個人事業主(フリーランス)からの相談を端緒に、労働基準監督署において労働者に当たるかどうかの判断を積極的に行っていく方針だ。11月のフリーランス新法施行に合わせ、全国の労基署に「労働者性に疑義がある方の労働基準法等違反相談窓口」を設置している。相談者の「申告」に基づき、委託者である……[続きを読む]

2024.10.30 【労働新聞 ニュース】
個別に残業単価設定 割増率満たさず不払い 亀戸労基署・送検

 東京・亀戸労働基準監督署(田村滋康署長)は、あらかじめ時間外労働の割増賃金の時間単価を個別に設定し、法定の金額に満たない額で支払っていたとして、印刷業の照栄印刷工業㈱(東京都江東区)と同社代表取締役を労働基準法第37条(時間外労働等の割増賃金)違反の疑いで東京地検に書類送検した。労働者12人に対し、法定の基準を無視して一人ひとりに異なる……[続きを読む]

2024.10.15 【労働新聞 ニュース】
2割が不払い残業違反 全国平均7%の3倍に 鹿児島労働局

 鹿児島労働局(永野和則局長)は、令和5年度に実施した長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果を公表した。対象とした163事業場のうち、35事業場で賃金不払残業の違反を確認した。違反率は21.5%に上り、全国平均の7.0%を大きく上回っている。  業種別に賃金不払残業の違反率をみると、製造業が…[続きを読む]

2024.08.09 【労働新聞 ニュース】
7割で労基法令違反 技能実習事業場へ監督 厚労省

 厚生労働省は、外国人技能実習生が在籍している事業場に対して令和5年に実施した監督指導・送検の状況をまとめた。監督指導を行った1万378事業場の7割を超える7602事業場で労働基準関係法令違反がみつかり、是正するよう指導した。違反内容が重大・悪質として送検したのは27件に上る。  何らかの違反が発覚したのは対象事業場の73.3%。内容別の……[続きを読む]

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