『労使協定方式』の労働関連ニュース

2025.02.07 【労働新聞 ニュース】
退職金前払いが増加 派遣の労使協定を調査 厚労省

 厚生労働省は、令和6年度に受け付けた労働者派遣事業報告書に添付された労使協定書の賃金などの記載状況を集計した。派遣労働者への退職金の支払い方法として、毎月の賃金などによる前払いを採用する事業所割合が上昇し、6割を超えた。同一労働同一賃金に向けて選択している派遣労働者の待遇決定方式では、労使協定方式が9割を超えている。  集計は、労働者派……[続きを読む]

2025.01.14 【労働新聞 ニュース】
手当算入などを確認 派遣の労使協定方式で 東京労働局

 東京労働局(富田望局長)は、派遣労働者の同一労働同一賃金に関連して、労使協定方式で待遇を決定する事業場に対し、締結した労使協定の内容に不備がないか、指導監督を強化している。たとえば、一般賃金やそれと比較する自社の賃金について、手当の算入に不備がないかなどの確認を行っている。基本給ではなく手当の新設による処遇を高める会社が増えていることに……[続きを読む]

2024.11.12 【労働新聞 ニュース】
労使協定再締結は127事業所 同一賃金・派遣元

 厚生労働省は、派遣労働者の同一労働同一賃金に関連し、労使協定方式で賃金を決める際に参照するものとして示した令和6年度の指数に誤りがみつかり訂正した問題で、訂正後の数値に基づく労使協定の見直し状況を明らかにした。  今年9月30日時点で、派遣元127事業所が、訂正後の指数を踏まえて労使協定を再締結し、派遣労働者の賃金引上げを行っている。対……[続きを読む]

2024.09.06 【労働新聞 ニュース】
比較する賃金額決定 労使協定方式での待遇確保 厚労省・派遣の同一労働同一賃金

 厚生労働省は、派遣労働者の同一労働同一賃金について、労使協定方式によって待遇を確保する際の比較対象となる労働者の令和7年度賃金額(一般賃金)を決定し、都道府県労働局に通達した。来年4月~8年3月まで適用する。  同方式では、派遣労働者の賃金の決定方法を労使協定に定める必要がある。定める賃金額は、…[続きを読む]

2024.07.04 【労働新聞 ニュース】
派遣先文書指導 「情報提供」の問題めだつ 180事業所中6割で 愛知労働局

法周知へオンライン研修  愛知労働局(阿部充局長)は、令和5年度に実施した労働者派遣事業に関する指導監督状況を公表した。派遣先は267事業所を対象とし、問題を確認した180事業所に文書指導を行った。文書指導の件数は前年度に比べ11.1%増加している。うち6割弱には、同一労働同一賃金に関連する「比較対象労働者の待遇等に関する情報提供」につい……[続きを読む]

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