『労働保険』の労働関連ニュース

2024.07.18 【労働新聞 ニュース】
労災認定取消し 事業主の原告適格認めず 利益侵害当たらない 最高裁

保険料認定処分で訴訟可  最高裁判所第一小法廷(堺徹裁判長)は、労災支給処分に対して、事業主が取消し訴訟を提起できるかが争点となった裁判で、事業主の原告適格を認めない判決を下した。労災支給処分は当然には労働保険料額に影響を及ぼさず、事業主の利益を侵害するとはいえないと指摘。事業主は保険料額認定処分の不服申立てや取消し訴訟で違法性を主張でき……[続きを読む]

2024.04.16 【労働新聞 ニュース】
労災取消し訴訟 企業の原告適格で弁論開廷決定 最高裁

 過労死等の労災認定事案に対し、事業主に処分の取消しを求める訴えの原告適格があるかが争点の裁判で、最高裁判所は6月10日に弁論を開くことを決めた。原審の東京高等裁判所は、特定事業主はメリット制によって保険料増額の可能性があり、具体的な不利益を被るおそれがあるとして、原告適格があると判断していた。  一方、労働保険料の認定処分については、取……[続きを読む]

2024.02.27 【労働新聞 ニュース】
セキュリティーのISOを取得 全国労保連

 全国労働保険事務組合連合会(=全国労保連、岡部正治会長)は、情報セキュリティーに関する国際規格である「ISO27001」の認証を取得した。認証範囲は、労働災害補償に関する保険制度の運営や、労働保険事務組合に対する指導・連絡などとなっている。  同認証は、情報セキュリティーのリスクアセスメントを実施し、情報を適切に管理していることを証明す……[続きを読む]

2024.02.19 【労働新聞 ニュース】
平均で0.1%引下げ 労災保険率改定を公布 厚労省

 厚生労働省は、今年4月以降の労災保険率を定める労働保険徴収法施行規則の改正省令を公布した。各社の労働保険料の算出に用いる労災保険率は、全業種平均で現行の1000分の4.5から1000分の0.1引き下げ、1000分の4.4となる。全54業種のうち、引下げが食料品製造業や貨物取扱業など17業種、引上げがパルプまたは紙製造業、電気機械器具製造……[続きを読む]

2024.01.29 【労働新聞 ニュース】
被災事業主の納期限を延長 厚労省・労働保険料

 厚生労働省は、能登半島地震に伴い、石川県、富山県の全域を指定地域に位置付け、労働保険料などの申告・納期限を延長した。  延長を受けられるのは、1月1日に発生した能登半島地震によって多大な被害を受けた指定地域に所在地がある事業場の事業主と労働保険事務組合。労働保険料のほか、…[続きを読む]

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