『労働契約法』の労働関連ニュース

2023.02.28 【労働新聞 ニュース】
再契約未定が4割 無期転換特例の研究者 文科省調査

 文部科学省は、無期転換ルールによる申込権発生までの期間を10年とする労働契約法の特例について、対象となる大学研究者・教員などの雇用状況調査を実施した。今年4月から申込権の発生が本格化することを受けたもの。2022年度末に通算契約期間が10年を超える人の4割で、今後の雇用契約の見通しが立っていないことが分かった。大学や研究開発法人など68……[続きを読む]

2022.02.10 【労働新聞 ニュース】
労働契約更新上限 労使合意で設定を 無期転換制見直しへ 厚労省検討会

雇止めの防止策議論  厚生労働省は、労働契約法第18条の無期転換ルール適用を回避するための雇止めが労使紛争に発展するケースが少なくないとして、使用者に労働契約更新上限の有無など労働条件明示の義務付けを検討していることが分かった。とくに、契約更新時に更新上限を新たに設ける場合、労使双方が納得の上で合意することを促すとしている。無期転換申込権……[続きを読む]

2021.09.24 【労働新聞 ニュース】
無期契約転換希望は2割弱 「現状に不満なし」 厚労省がヒアリングなど実施

無期転換ルール再検討に  厚生労働省の調べによると、有期契約労働者のうち無期転換ルールなどを利用して無期契約労働者になることを希望する者は全体の2割に満たないことが明らかになった。企業ヒアリングでも無期転換権を有する有期契約労働者のうち実際に無期転換したのは4~5%程度に留まっているとの指摘がある。「高齢だから」「現状に不満はないから」な……[続きを読む]

2021.04.08 【労働新聞 ニュース】
「無期転換ルール」見直し 雇止め対策を検討 厚労省・検討会設置

クーリング期間も対象に  厚生労働省は、改正労働契約法第18条の「無期転換ルール」改正に向け、学識経験者で構成する検討会をスタートさせた。無期転換前の雇止め対策、クーリング期間のあり方、無期転換後の労働条件確保などについて、さらにルールを整備する意向である。改正労契法施行後8年が経過し、ルール見直しの時期が来ている。調査によると、30%強……[続きを読む]

2020.10.07 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】「労働者性」改めて確認を 研究会報告が基準

柔軟な働き方で準備必要  東京高等裁判所は劇団員を労働基準法上の労働者と認め、賃金の支払いを命じる判決を下した(=関連記事)。労基法の労働者性については、昭和60年に研究会報告が公表され、判例の方向も固まっているが、副業・兼業やフリーランスなど柔軟な働き方が重要と叫ばれる昨今、改めて判断基準を確認し、万全を期したい。…[続きを読む]

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