『労働災害防止』の労働関連ニュース

2024.12.26 【安全スタッフ 特集】
【特集2】リスク再点検の活動進む 専門人材育成し災害減へ 専門人材育成し災害減へ―安衛教育分科会 ルール順守視点で対策立案―MS・RA分科会/第83回全国産業安全衛生大会 in 広島

 中央労働災害防止協会は11月13~15日、全国産業安全衛生大会を広島市内で開催した。全国的に休業災害が増加傾向にあるなか、研究発表では職場に潜むリスクを再点検し、安全性を高める活動が目立った。機械安全の専門人材育成により労働災害を6割減少させた教育や、より効果的なリスクアセスメントを行うためにルール順守の視点を加えたリスク評価手法など数……[続きを読む]

2024.12.02 【安全スタッフ ニュース】
安全管理充実へ一体的に推進 陸災防全国大会

 陸上貨物運送事業労働災害防止協会は10月28日、東京・品川区立総合区民会館(きゅりあん)で、創立60周年記念第60回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会を開催した。  開会式辞で、齋藤充会長(写真)は、2023年の死亡災害が交通労働災害の増加で110人となり、平成29年以来の高い水準となったと指摘。今年は死亡災害が若干下回ったものの、死……[続きを読む]

2024.11.26 【安全スタッフ 特集】
【特集1】工種別の一人現地KYカード作成 特徴踏まえた点検項目示す スマホ使って使い勝手を向上/前田建設工業㈱東京建築支店

 前田建設工業㈱東京建築支店では、作業場所で行う一人現地KY(危険予知)を推奨し、不安全行動による労働災害防止に取り組んでいる。現地でのKYを習慣づけるツールとして、協力会(前友会)と協力して鳶、土工、鉄筋など工種ごとに点検項目を整理したカードを作成。工種の特徴を反映して要点を絞ったもので、現場ではスマートフォンでQRコードを読み取って使……[続きを読む]

2024.11.26 【安全スタッフ 特集】
【特集2】食料品製造業 動画で外国人に理解促進 災害事例再現し原因・対策伝える/外国人食品産業技能評価機構

 (一社)外国人食品産業技能評価機構では、技能実習生や外国人向けに労働災害防止学習用動画を作成した。「切れ・こすれ」「転倒」「はさまれ・巻きこまれ」など6種類の典型事例を取り上げ、労働災害の再現映像と原因・対策、確認問題のステップで理解を深める内容だ。8カ国語に翻訳し、日本語の理解が不十分な人でも、直感的に要点を学ぶことができる。 6つの……[続きを読む]

2024.11.12 【安全スタッフ ニュース】
措置内容の範囲拡大へ 設備導入を努力義務化 高齢者対策見直しで 厚労省分科会

 厚生労働省の安全衛生分科会で、高年齢労働者の労働災害防止について論点が示された。高年齢労働者の職場環境・作業の改善の取組みなどを後押ししていくため、現在、労働安全衛生法で求められている「中高年齢者」に対する「適切な措置」に加え、エイジフレンドリーガイドラインにあるような身体機能の低下を補う設備、装置の導入などを努力義務とする考えだ。同ガ……[続きを読む]

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