『労政審』の労働関連ニュース

2024.12.16 【労働新聞 ニュース】
求人不受理を追加 改正育介法の違反で 厚労省案 NEW

 厚生労働省は、ハローワークや職業紹介事業者が求人を受理しないことができるケースとして、改正育児介護休業法に基づく柔軟な働き方を実現する措置の実施義務違反などを追加する方針だ。労働政策審議会の部会に職業安定法施行令の改正案を諮問した。  職安法では、職業紹介事業者などに対し、求人をすべて受理する義務を課している。ただし、例外として、…[続きを読む]

2024.12.05 【労働新聞 ニュース】
化学物質 有害情報 通知義務に罰則新設へ 安衛対策で報告書案 労政審分科会

変更時の再通知義務化  労働政策審議会安全衛生分科会は、化学物質管理など今後の安全衛生対策に関する報告書案を明らかにした。化学物質の譲渡・提供時における危険・有害性情報の通知制度の履行を確保する観点から、安全データシート(SDS)などによる通知義務に罰則を設けるのが適当とした。通知済みの事項を変更した場合の再通知については、努力義務から義……[続きを読む]

2024.11.29 【労働新聞 ニュース】
雇保料率引下げ検討 安定的な運営が課題に 労政審部会

 労働政策審議会雇用保険部会(部会長=守島基博学習院大学教授)は11月20日、令和7年度に適用する雇用保険料率の検討を開始した。厚生労働省が、5年度における基本手当などの失業等給付の収支・財政状況を説明。雇用保険料率の弾力条項における保険料率の引下げの要件を満たしているとした。  現行の失業等給付の保険料率は、0.8%の労使折半となってい……[続きを読む]

2024.11.08 【労働新聞 ニュース】
建退共など財政検証へ 今年度中に取りまとめ 厚労省

 厚生労働省は労働政策審議会の部会において、建設業退職金共済など特定業種退職金共済制度の財政検証の検討を開始した。将来の財政見通しを推計し、掛金や退職金の額を変更するかどうかを検討する。来年3月までに結果を取りまとめる。  対象は、建設業、清酒製造業、林業の各退職金共済制度。令和元~2年度に実施した前回の財政検証では、清酒製造業については……[続きを読む]

2024.11.06 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】両立支援 PDCA実施義務付け 行動計画の策定で

指針踏まえ課題分析へ  労働政策審議会は、次世代育成支援対策推進法施行規則と指針の改正・改定案について「おおむね妥当」と答申した。一定規模以上の事業主は今後、行動計画の策定・変更時に、男性の育児休業取得率の把握や課題分析、数値目標設定などPDCAの実施が義務付けられる。効果的に課題分析を進められるよう、企業は改定される指針の内容を確認した……[続きを読む]

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