『労災保険』の労働関連ニュース

2025.03.14 【労働新聞 ニュース】
最低保障額引上げへ 介護補償給付や介護料 厚労省・4月施行

 厚生労働省は、労災保険法に基づく介護(補償)等給付の最低保障額の引上げなどを盛り込んだ労災保険法施行規則および一酸化炭素中毒症に関する特別措置法施行規則の改正案要綱を労働政策審議会に諮問し、「妥当」との答申を受けた。施行は今年4月1日。  介護(補償)給付の最低保障額は、最低賃金の全国加重平均額を参考に見直しを行っている。令和6年度の最……[続きを読む]

2025.02.28 【安全スタッフ ニュース】
洗剤の飛沫で被災 化学物質対策促す 中災防がフリーへ手引

 中央労働災害防止協会は、労災保険特別加入団体用テキスト「フリーランスの業務災害防止」を公表した。昨年11月から特定フリーランス事業を行う者が、労災保険に特別加入できる新たな枠組みがスタートしたことを受けて作成したもので、業務災害に関する基本的な知識や、職種に応じた業務災害防止対策などを解説している。  化学物質による健康障害防止では、厨……[続きを読む]

2025.02.12 【労働新聞 ニュース】
同性パートナー 育介法の適用検討が必要に 内閣官房

 内閣官房は「事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者」と同様の文言がある法律における同性パートナーの取扱いに関する各省庁の報告結果を公表した。育児介護休業法や労災保険法、健康保険法などが「さらなる検討が必要」とされた法令に列挙されている。  各省庁の報告は昨年3月の最高裁判決を受けたもの。最高裁は犯罪被害者給付金について、同性パートナーも対……[続きを読む]

2025.01.29 【安全スタッフ ニュース】
労災保険見直しへ議論 就労形態の多様化踏まえ 厚労省が研究会設置

 厚生労働省はこのほど、「労災保険制度の在り方に関する研究会」を設置した。労災保険制度の現代的課題を包括的に検討することを目的とし、具体的には、女性の労働参加の進展やさらなる就労形態の多様化など、労災保険制度を取り巻く環境の変化に対応することが必要との認識だ。制度創設から年数が経過し、現状に適合していないものや、効果の検証などから改善すべ……[続きを読む]

2025.01.13 【安全スタッフ ニュース】
石綿疾病支給決定 過去5年で最多に 遺族給付請求が大幅増 厚労省確定値

 厚生労働省は、令和5年度の石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況(確定値)を公表した。労災保険給付の支給決定件数は1170件で、前年度比8%の増加となり、過去5年間で最多となった。業種は建設業が6割、製造業が3割を占めている。  労災保険法に基づく保険給付の石綿による疾病別請求・決定状況によると、…[続きを読む]

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