『危険体感』の労働関連ニュース

2024.11.21 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】群馬県立前橋工業高校/1年生全員に「危険体感」 地元企業5社が協力

“キャリア教育”の側面も  群馬県立前橋工業高校(群馬県前橋市、上原清司校長、生徒数=720人)では、地元で事業を展開する建設業や製造業の5社に協力を仰ぎ、授業の一環として災害を疑似体験する安全教育を実施した。卒業後すぐに就職する生徒が全体の4割を占めるなか、建設現場で発生しやすい重機との接触、製造現場で起こりがちな機械への巻き込まれなど……[続きを読む]

2023.05.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】リアルな人形用い実機で挟まれ再現/オークラサービス

 物流システムの設置やメンテナンスを手掛けるオークラサービスは、現場で使われている実機への挟まれ・巻き込まれ災害を疑似体験できる危険体感設備を独自に制作し、社員や協力会社、取引先にまで広く講座を実施している。柔軟性と耐久性がある人間そっくりのダミー人形を用い、ロボットによる挟まれ災害を間近で見ることができる。同様に墜落災害でも、関節などの……[続きを読む]

2022.10.14 【安全スタッフ ニュース】
体感の繰返し 慣れが課題に 中災防調べ

 同じ体感の繰り返しに慣れ、より危険・迫力を感じられる体感を追求してしまうのが課題――中央労働災害防止協会が実施した「爆発・火災」に関する体感安全教育情報の共有化についてのアンケート調査で、3割弱が体感慣れの問題を抱えていることが分かった。製造業安全対策官民協議会ワーキンググループの取組みの一環で行ったもの。  体感安全教育の課題(複数回……[続きを読む]

2022.10.12 【安全スタッフ 特集】
【特集1】挟まれ防止教育を充実 安全訓練センター新設で VRと組み合わせ効果的に/旭化成パックス群馬工場

 旭化成パックス群馬工場(群馬県太田市)は今年、工場内に安全訓練センターを開設した。ローラー、コンベヤーの挟まれ巻き込まれ災害を学べる機器と、VRによる労働災害体感装置を導入し、経験を通じて危険感受性を高めるのが狙いだ。座学の教育カリキュラムも整備し直し、体験型の教育と組み合わせることで、より効果的な内容となっている。全社員を対象に体系的……[続きを読む]

2021.01.27 【安全スタッフ 特集】
【特集1】6種の災害を疑似体験 安全衛生トレーニングセンター開設 VRと実設備で臨場感ある学習に/日揮グループ

 石油・ガスプラントなどの建設、保守を行う総合エンジニアリング会社である日揮グループ(神奈川・横浜市)は昨年2月、安全衛生教育専用のトレーニングセンターを社内に開設した。新開発のVR教材は、足場の模型と組み合わせることでリアリティのある労働災害体感ができる点が特徴。安全状態の確認、不安全箇所を指摘するメニューを同時に行うことで、不安全な状……[続きを読む]

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