『実質賃金』の労働関連ニュース

2024.12.19 【労働新聞 ニュース】
2025年春闘 7年ぶりにベア基準額示す 最低でも1.2万円 自動車総連・方針案

中小の要求額底上げ図る  自動車総連(金子晃浩会長=写真中央)は、2025春闘に向けて、「賃金改善分(ベア相当)1.2万円以上」を要求の基準とする方針案をまとめた。24春闘において、要求額が1万円未満だった組合が全体の3割に上ったことなどを受け、7年ぶりに基準額を設定している。大手と中小が同額の改善分(上げ幅)を積み重ねても格差是正にはつ……[続きを読む]

2024.12.16 【労働新聞 ニュース】
10月の実質賃金前年比増減なし 厚労省

 10月の実質賃金が前年比増減なしになったことが厚生労働省の毎月勤労統計調査の速報により分かった。実質賃金は賞与の影響によって6.7月にプラスとなった後、8月には再びマイナスに転じ、9月は0.4%減となっていた。  現金給与総額は29万3401円で前年比2.6%増となった(労働経済指標※バックナンバーPDF参照)。このうち所定内給与は26……[続きを読む]

2024.11.29 【労働新聞 ニュース】
市場は超過供給状態 実質賃金低下を分析 RIETI・ウェビナー

 経済産業省の外郭団体である経済産業研究所(RIETI)はコロナ禍後の実質賃金の低下理由を解説したウェビナー動画を公開した。労働市場が超過供給状態にあり、労働者の交渉力が高まる状況になかったと分析している。動画は同研究所のYouTubeチャンネルから視聴できる。  講師は名古屋大学経済学研究科の齊藤誠教授が務めた。齊藤教授は実質賃金低下の……[続きを読む]

2024.11.18 【労働新聞 ニュース】
9月の実質賃金 規模30人以上は前年比プラスに 厚労省

 厚生労働省は毎月勤労統計の9月結果速報をまとめ、規模30人以上の企業の実質賃金が前年比0.6%増になったと公表した。5人以上は0.1%減で、2カ月連続のマイナスとなっている。5人以上の現金給与総額は29万2551円で、前年から2.8%増加した。  所定内給与は…[続きを読む]

2024.10.21 【労働新聞 ニュース】
8月の実質賃金 再びマイナスへ 厚労省

 厚生労働省は毎月勤労統計の8月結果速報を公表した。それによると、現金給与総額は29万6588円で、前年同月から名目で3.0%増、実質で0.6%減となった(労働経済指標※バックナンバーPDF参照)。  実質賃金は6・7月と2カ月連続でプラスとなっていたが、3カ月ぶりにマイナスに転じた。賞与などの特別給与の伸びが、7月の6.6%増から2.7……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。