『工事現場』の労働関連ニュース

2025.01.17 【労働新聞 ニュース】
昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督 NEW

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状……[続きを読む]

2024.11.21 【労働新聞 ニュース】
全国警備業協会 特有の教育費用示し交渉を 価格転嫁へ手引書

休憩確保も取引条件に  全国警備業協会(村井豪会長)は、労務費の価格転嫁による人材確保を後押しするため、発注者との価格交渉のノウハウなどをまとめた手引書を作成した。発注者へ警備料金の根拠を説明するため、同業種特有の法定教育費などのデータを提示するよう促している。警備員が不足しており、採用にかかるコストが増している点なども説明すべきとした。……[続きを読む]

2024.08.09 【安全スタッフ ニュース】
週1回は目視が適当 現場の遠隔巡視で通達 厚労省

「新たな作業」対象外に  厚生労働省は、「特定元方事業者による作業場所の巡視に係るデジタル技術の活用について」を都道府県労働局長宛てに通達した。近年の急速なデジタル技術の進展を受けて、作業場所の巡視を遠隔で行う場合の留意点を示したもので、「週1回は目視による作業場所の巡視を行うことが適当」との考え方を明確にした。作業場所に元方事業者が常駐……[続きを読む]

2024.05.17 【労働新聞 ニュース】
熱中症パトを初実施 昨年死傷者が過去最高で 東京労働局

 東京労働局(美濃芳郎局長)は、都内における昨年の熱中症による休業4日以上の死傷者数が過去最多の110人に上ったことを受け、熱中症対策を強化する。とくに災害発生件数の多い建設業への対策として、5月下旬には大規模工事現場に対して熱中症予防の状況を重点的に確認するパトロールを初めて行う。  昨年の熱中症による休業4日以上の死傷者数は、前年から……[続きを読む]

2024.05.10 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
【ズームアップ】洗剤使用時は適切な保護具を ビル清掃業者へ化学物質対応教える/アムテック

 化学物質の自律的管理の本格施行により、対象物質を含む製品の使用場所でも正しいリスク管理が必要になった。清掃作業の現場では、洗剤販売会社の㈱アムテックが顧客のビルメンテナンス業者向けに化学物質管理に関する講習を開催。SDS(安全データシート)の読み方、リスク低減のための適切な保護具の着用などのポイントを説明した。トイレ清掃などで洗剤を取り……[続きを読む]

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