『建設業』の労働関連ニュース

2025.01.20 【労働新聞 ニュース】
5年の違反率8割に 全国平均を10ポイント上回る 沖縄労働局 NEW

 沖縄労働局(柴田栄二郎局長)は、令和5年に実施した定期監督の結果を公表した。1436事業場で違反を確認し、違反率は79.4%に上った。全国平均の69.6%を9.8ポイント上回っている。同労働局監督課は違反率が高い要因として、開業率の高さを挙げる。「過去5年間の開業率は、全国平均より2.0~3.0ポイントほど高い。一般に、開業したばかりの……[続きを読む]

2025.01.17 【労働新聞 ニュース】
昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督 NEW

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状……[続きを読む]

2025.01.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】地上組立てでリスク下げる 高所作業の機会減らし安全性向上 危険作業事前検討会を重ねる/東北自動車道狐壇歩道橋撤去工事(施工:戸田建設㈱東北支店)

 戸田建設㈱東北支店が行う東北自動車道狐壇歩道橋撤去工事では、危険作業事前検討会を何度も重ねながら労働災害のリスクを低減した作業を計画している。仮設桁の安全設備は地上で組み立てることで高所作業の機会を減らし、可搬式作業台や安全な昇降設備によって低所での墜落リスクにも対処する。工程中に見つけた不具合はすぐに是正し、次回作業でより安全な方法へ……[続きを読む]

2025.01.09 【安全スタッフ ニュース】
建設現場の5割に法令違反 墜落防止措置未実施が目立つ 北関東3労働局・合同監督結果

 茨城労働局・栃木労働局・群馬労働局は、昨年12月に建設現場に対して実施した一斉監督の結果をまとめた。3労働局合計で401の建設現場を指導し、202現場で労働安全衛生法などの違反が見つかっている(違反率50.4%)。違反件数は計359件で、墜落災害の防止に関するものが113件(31.5%)で最も多く…[続きを読む]

2024.12.28 【Web限定ニュース】
2024年の安全衛生ニュースを振り返る(2) 建設・物流で時間外上限規制が適用 国の過労死対策も強化へ

荷主企業を含め取組み後押し  残業時間を原則年360時間などとする時間外労働の上限規制について、4月から建設分野での適用が開始した。日本建設業連合会では、時間外労働削減に向けたガイドラインやリーフレットの作成、適正工期確保宣言などのこれまでの取組みに加え、新たに「物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」を策定。荷主企業を含めた業界全……[続きを読む]

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