『日商』の労働関連ニュース

2024.11.11 【労働新聞 ニュース】
労務費転嫁進まず 「4割以上できた」36% 日商調査

 日本商工会議所(小林健会頭)が取りまとめた価格転嫁の動向調査の結果によると、労務費増加分を4割以上転嫁できた企業は36.8%に留まった。前回調査から2.9ポイント増加したものの、依然として低水準が続いている。  調査は今年10月、早期景気観測調査の付帯調査として会員2488社を対象に実施した。4割以上転嫁できているとした企業の内訳は、「……[続きを読む]

2024.10.30 【労働新聞 ニュース】
資格取得訓練情報を発信へ 販売士協会

 日本販売士協会(大島博会長)は、販売士の資格取得支援講座を提供している職業訓練機関の情報を集め、SNSで発信する取組みを開始した。全国各地の職業訓練校や専門学校などの訓練コースを集約・紹介することで、資格の取得を後押しする。  販売士は、日本商工会議所が運営する資格。検定試験の合格者は、プロフェッショナルな接客や商品の仕入れ・在庫管理が……[続きを読む]

2024.09.30 【労働新聞 ニュース】
中小2割が知らず 法定雇用率の引上げを 日商調査

 日本商工会議所(小林健会頭)が会員企業に実施した調査で、障害者の法定雇用率の引上げが従業員40~50人規模の企業に浸透していないことが分かった。今年4月から雇用率が2.5%に引き上げられ、雇用義務が生じる企業の範囲が規模40人以上に拡大されたことを踏まえて対応状況を聞いたところ、規模40~50人企業の20.4%が「引上げを知らず、対応し……[続きを読む]

2024.09.17 【労働新聞 ニュース】
発注側に認識不足 指針での価格交渉進まず 日商調査

 価格交渉の課題は、発注側の“労務費に関する指針”への認識不足――日本商工会議所(小林健会頭)が会員企業に行った調査で、こんな実態が明らかになった。価格交渉・協議における課題があると答えた企業に対し、具体的な内容を複数回答で聞いたところ、「『労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針』やそこで示されている交渉様式について、発注側の取引……[続きを読む]

2024.06.25 【労働新聞 ニュース】
賃上げ率は3.62% 会員企業の実態を初調査 日商

 日本商工会議所(小林健会頭)は、会員企業に初めて実施した賃金引上げ額に関する調査の結果を取りまとめた。2024年の正社員の賃上げ額(月給)は加重平均で9662円となり、賃上げ率は3.62%だった。  業種別にみると、賃上げ率が最も高いのはその他サービス業(コンサルティング業、自動車整備業など)で、4.57%となっている。最も低いのは医療……[続きを読む]

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