『最低賃金』の労働関連ニュース

2024.10.31 【労働新聞 ニュース】
徳島県・賃上げ支援 正社員1人につき5万円支給 各県で最賃対策進む

助成金上乗せ 設備投資9割助成も  全国で地域別最低賃金の引上げ額が過去最大に達したなか、各社の賃上げを支援する地方自治体の取組みが加速している。徳島県は正社員1人当たり5万円、非正規同3万円を支給する一時金を新設する。長期的な賃上げを促すため、DX推進の設備投資を行った場合、最大1000万円を交付する取組みも始めた。国の業務改善助成金の……[続きを読む]

2024.07.04 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】厚労省 雇用形態別賃金/正社員男性 ピーク時は44.1万円 20~24歳との格差1.9倍

短時間女性勤続3~4年 時間給が1293円に  令和5年賃金構造基本統計調査の雇用形態別集計によると、フルタイムで勤務する男性の所定内給与のピークは、正社員が55~59歳の44.1万円、非正社員は再雇用世代の60~64歳28.5万円だった。正社員20~24歳の23.2万円と比較すると、それぞれ1.9倍、1.2倍の差が付いている。短時間労働……[続きを読む]

2024.05.02 【労働新聞 ニュース】
隣県意識せず最賃審議を 中小4団体が要望 日商など

地方での実態把握求める  隣県との額差を過度に意識するのではなく、地域の実態を踏まえた最低賃金の審議を――日本商工会議所、東京商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会の中小企業4団体は連名で、最低賃金に関する要望を政府に提出した。物価と賃金の上昇が続くなか、とくに地方では隣県との差が意識され、実態を十分に踏まえないまま最賃額が……[続きを読む]

2024.03.07 【労働新聞 ニュース】
是正報告 割賃遡及払いの領収書偽造 家宅捜索経て送検に 名古屋北労基署

押収した印鑑と印影一致  愛知・名古屋北労働基準監督署(寺部重宏署長)は、労働者9人に割増賃金約58万円を遡及して支払うよう指導した是正勧告に対し、すでに支払ったとの虚偽報告を行ったとして、警備業の㈱ケー・ズコーポレーションと同社社長、総務部長の計1社2人を労働基準法第104条(報告等)違反などの疑いで名古屋地検に書類送検した。同社が是正……[続きを読む]

2024.01.18 【労働新聞 ニュース】
水道検針員の時給に下限 地域的拡張適用で 福岡県

3社中2社が労組と協約  福岡県は、福岡市から水道検針業務を受託している3社のうち2社と、自治労福岡市水道サービス従業員ユニオンが結んだ労働協約を、市全域に拡張適用する決定をした。同協約は検針員の最低時給を、月間実検針数などの実績に応じて1082~1605円に設定している。同組合によると、賃金の最低基準を定めた協約に対する決定は64年ぶり……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。