『有害業務』の労働関連ニュース

2025.03.27 【安全スタッフ 特集】
【特集2】化学物質管理強調月間レポート 有害作業洗い出しリスク低減 皮膚障害防止で保護具着用徹底を 全国の労働局・労基署が周知啓発図る NEW

 今年度から新たに始まった化学物質管理強調月間には、全国の労働局が事業場への周知啓発の取組みを展開した。東京労働局は管内事業者を集めた説明会を開催し、労働者へ危険有害性を伝達する重要性を強調。ラベル表示をはじめとした対策の徹底を求めた。埼玉労働局では製造業の工場を訪れ、リスクアセスメントを通じた危険有害性の低減対策と保護具の着用ルールを確……[続きを読む]

2025.03.17 【労働新聞 ニュース】
硫化水素対策を周知 温泉施設の死亡事故受け 福島労働局

 福島労働局(井口真嘉局長)は、今年2月17日に福島市内の温泉関係施設で3人が硫化水素中毒により死亡したとみられる事故に関連して、県内の温泉協会など関係団体に対し、硫化水素中毒の防止対策徹底を要請した。貯湯タンクの清掃など、硫化水素が生じるおそれがある場所で作業を行う前には、硫化水素の濃度を測定するよう求めた。濃度が10ppmを超える場合……[続きを読む]

2024.11.18 【労働新聞 ニュース】
みかん倉庫換気せずCO中毒に 浜松労基署・送検

 静岡・浜松労働基準監督署(松本政浩署長)は、密閉状態のみかん倉庫内でフォークリフトを使用していた労働者が一酸化炭素中毒で死亡した労働災害に関連して、みかん農家の外山ファームの個人事業主(静岡県浜松市)を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで静岡地検浜松支部に書類送検した。  労働者は今年3月19日に、プラスチック製……[続きを読む]

2022.07.13 【安全スタッフ ニュース】
経気道ばく露高リスク 複数物質の対策求める 厚労省が報告書

 厚生労働省は、「令和3年度化学物質のリスク評価検討会報告書」を公表した。4物質に関する詳細リスク評価と2物質に関する初期リスク評価を行ったもの。詳細リスク評価では、ピリジンなど3物質を経気道ばく露に関するリスクが高いと判定した。初期リスク評価では、N,N-ジメチルホルムアミドが同様にリスクが高いなどと判定されている。今回の報告書に基づく……[続きを読む]

2022.04.11 【労働新聞 ニュース】
届出義務対象を拡大 有害作業者への歯科健診 厚労省

 厚生労働省は、労働安全衛生規則を改正し、有害業務従事者に対する法定歯科健康診断に関する実施報告の提出義務対象を拡大する。現行安衛則では、常時50人以上を使用している事業者に限定しているが、改正後は、事業場の人数にかかわらず、すべての事業場に対して労働基準監督署への報告義務を課す。施行は今年10月1日。  安衛則では、事業者に対し、…[続きを読む]

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