『東京高裁判決』の労働関連ニュース

2016.11.17 【労働新聞 ニュース】
長澤運輸事件・東京高裁判決 現状追認、20条の理念は? 労組書記長が思い 弁護士も「妥当性欠く」

 「現状追認判決だ」ーー注目された長澤運輸事件の控訴審判決直後の会見で、原告が所属する全日本建設運輸連帯労働組合の小谷野毅書記長は、判決に対し怒りを込めてこう語った。「社会問題化している格差や差別の不合理性を糺すのが労働契約法20条の理念。定年後再雇用だから仕方ないというのは到底承伏できない」とも述べ、最高裁で争う考えを示した。同席した宮……[続きを読む]

2012.07.16 【労働新聞 ニュース】
審査結果は不合理でない 不当労働行為認めず 音楽家ユニオン上告へ 東京高裁判決

 合唱団員との契約打切りは不当労働行為に当たらない――東京高裁第21民事部(齋藤隆裁判長)は6月28日、最高裁から審理を尽くすよう昨年差し戻されていた新国立劇場運営財団事件に判決を言い渡した。審査のあり方が恣意的だと労働側が主張していた契約更新時の「試聴会」については、芸術観など審査員の裁量に委ねざるを得ず、評価方法や採点方法が決まってい……[続きを読む]

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