『格差』の労働関連ニュース

2024.06.13 【労働新聞 ニュース】
正社員住居手当 廃止による格差是正は適法 多数派労組と合意で 東京地裁

非正規の不利益当たらず  日本郵便㈱の非正規労働者3人が、転居転勤のない正社員(新一般職)の住居手当を廃止し、正規・非正規格差を是正した対応を不服として訴えた裁判で、東京地方裁判所(中野哲美裁判長)は廃止を適法と認めた。同社の正規・非正規格差をめぐっては、平成29~30年に、東京地裁と大阪地裁が新一般職との関係で、非正規への住居手当の不支……[続きを読む]

2019.10.24 【労働新聞 賃金調査】
【賃金調査】愛知経協・名古屋商議所/愛知のモデル賃金 総合職モデル 大卒35歳で32.4万円 ピークは22歳の2.3倍に

管理職の実在者賃金 部長55万円、課長44万円  愛知県経営者教会と名古屋商工会議所が実施した「愛知のモデル賃金」調査によると、総合職・大卒のモデル賃金は22歳20.7万円、35歳32.4万円、40歳37.7万円、50歳46.1万円、ピークの60歳46.8万円などとなった。30歳までの若年層では微増傾向を示したのに対し、中高年層では0.4……[続きを読む]

2019.07.18 【労働新聞 ニュース】
賞与格差の不合理認めず 企業に広範な裁量 ガイドラインも考慮 高松高裁

 農業機械メーカー井関農機㈱の子会社に勤める有期契約労働者計5人が、賞与と手当に関する正社員との格差が労働契約法第20条に違反するとして訴えた裁判で、高松高等裁判所(増田隆久裁判長)は、1審同様、手当の格差を不合理としたものの、賞与の格差を認める判決を下した。賞与に関しては個人業績のみに着目したとはいえず、労務対価の後払いや人材定着を目的……[続きを読む]

2019.04.03 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】転換踏まえた功労報償を 退職金の適用広がる

DCでは導入時に指導も  正規・非正規における処遇格差において、大きなインパクトを持つのが賞与と退職金だ。なかでも勤続年数に比例して支給額が設定される退職金の場合、その影響は過去にまで及びかねない。退職金の請求を一部認容したメトロコマース事件の東京高裁判決は、寝耳に水ともいえる。一方では無期転換者に適用する動きも広がっており、転換まで見据……[続きを読む]

2016.12.01 【労働新聞 ニュース】
「みなさんの問題」と訴え 正規・非正規の格差 現場の労使に東大水町教授 同一労働同一賃金集会で

 「みなさんの問題なんです」――連合東京が11月14日に都内で開いた同一労働同一賃金に関するセミナーで、講師に招かれた東京大学社会科学研究所の水町勇一郎教授が集まった組合員らに使用者も念頭に置いてこう訴えた。関連3法の一括改正等をめざす政府の妥当性を述べつつ、正規・非正規の格差や長時間労働の問題は法改正に関与してきた労使の取組みの結果であ……[続きを読む]

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