『死傷災害』の労働関連ニュース

2024.10.17 【労働新聞 ニュース】
14次防1年目 建設、陸運業で成果 対策進み災害減に 厚労省

製造業の取組みは停滞  厚生労働省は、令和5~9年度を期間とする第14次労働災害防止計画の1年目の実施結果を明らかにした。建設業では、リスクアセスメントの実施割合が目標値である85%を達成し、年間死亡災害件数も目標を満たす223人と成果を挙げている。陸上貨物運送事業でも、荷役ガイドラインに基づく対策の実施割合が目標に到達し、死傷災害が減少……[続きを読む]

2024.07.25 【労働新聞 ニュース】
感電事故 夏場に多発で注意喚起 工事業者へ文書発出 経産省

絶縁用防具の着用求める  経済産業省は、夏場にエアコンの空調設備工事などにおける感電死傷事故が多発する傾向があることから、工事業者に対して注意喚起文書を発出した。令和4、5年度の夏季に発生した死亡事故のすべては、電気設備の保安監督を行える「電気主任技術者」への事前連絡を怠り、適切な安全対策を講じていなかったと指摘。電気にかかわる工事を行う……[続きを読む]

2024.06.27 【安全スタッフ ニュース】
熱中症で死傷3割増に 製造業が過去10年で最多 厚労省確定値

 厚生労働省は、令和5年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表した(関連記事)。死傷者数は、前年と比べて279人(34%)多い1106人となり、大幅な増加となった。死亡者数も前年比1人(3.3%)増え、31人となっている。死傷者数を業種別にみると、製造業が231人とトップで、過去10年間で最も高くなっている。  確……[続きを読む]

2024.06.26 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】社会福祉施設 死傷者数が増加傾向に

腰痛と転倒めだつ 就業前の「体操」実施を  社会福祉施設の労働災害増加に歯止めが掛からない。「転倒」と腰痛の原因となる「動作の反動・無理な動作」が型別で約7割を占めており、雇用者数の多い中高年齢女性の被災が大きな問題となっている。都道府県労働局は主要企業を構成員とした「協議会」を設け情報共有を図っている。各社には、就業前の体操など効果的な……[続きを読む]

2024.06.11 【安全スタッフ ニュース】
死亡者755人で過去最少に 労災発生状況を公表 厚労省

死傷者は3年連続の増加  厚生労働省は、令和5年の労働災害発生状況の確定値を公表した。死亡災害が前年比19人減の755人となり、過去最少を更新している。重点業種別にみると、建設業の死亡者数が前年比58人減の223人と大幅に減少したほか、製造業が前年比2人減の138人と微減した。その一方で、陸上貨物運送事業が同20人増の110人と増加してい……[続きを読む]

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