『洗替え』の労働関連ニュース

2023.12.21 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】早期抜擢・昇格で20歳代定着へ 2023年掲載事例を振り返る

職務基準の適用範囲は多様  将来を嘱望されていた人材が早期に離職してしまう――若手の定着を強く意識した制度改定がめだった。横並び的な昇格運用を採ってきた大企業では、早期抜擢が可能な仕組みや、昇格昇給の機会を増やして30歳以下の処遇を改善している。早期に管理職手前の等級まで引き上げた後、個々の役割の違いは新設した洗替え給で反映し、処遇にメリ……[続きを読む]

2023.11.30 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】東邦銀行/9段階洗替え給を設ける 役職・店格別にテーブル

7項目コンピテンシー評価も  ㈱東邦銀行(福島県福島市、佐藤稔取締役頭取)では昨年10月に人事制度を改定し、基本給の一部に9段階の洗替え給「役割成果給」を採り入れた。店舗に勤務する人材のテーブルは、業務領域やポスト、店格に応じて分けており、個々人の支給額に差を付けている。洗替えには、新たに設けたコンピテンシー評価の結果も活用する。7項目の……[続きを読む]

2023.11.09 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】鹿児島銀行/職位・店格基準の「職務給」新設 7段階洗替給と併用

転居転勤可否を加算給で  ㈱鹿児島銀行(鹿児島県鹿児島市、松山澄寛取締役頭取)は、今年4月に人事制度を改定し、転居転勤の有無で複線化していた総合職の区分を一本化した。給与体系を統一し、加算給のみで差を付けることにより、勤務地を限定しない「エリアフリー」と制限をかける「エリア限定」の選択を通算2回まで可能にしている。併せて、年齢給を廃止し、……[続きを読む]

2022.09.15 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】伸和ピアノ/勤続30年で基本給40.5万円 修理部門には洗替え給

年数基準の積上げ型採る  ピアノの買取りや修理などを行っている伸和ピアノ㈱(谷治勇代表取締役社長)では、全社員の基本給を一律22万円としたうえで、毎年自動昇給を行い、勤続30年で40.5万円にまで高まる仕組みを採り入れている。買取り査定や修理に必要な能力は、経験によって左右される面が大きいため、勤続を重視した積上げ型とした。修理部門に関し……[続きを読む]

2022.05.19 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】横浜信金/課長以上へ7段階洗替え給 相対分布で中心化防ぐ

標準評価の比率30%に  横浜信用金庫(神奈川県横浜市、大前茂理事長)は今年4月、課長以上に7段階の洗替え型基本給を適用する役割等級制度を導入した。標準額のウエートを一律で30%とするなど、評価の中心化を防いでいる。旧・職能資格制度では能力レベルと役職の不一致が生じていた点を改め、本部・営業店の違いなどで区分する社内職位により、等級が決ま……[続きを読む]

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