『消防庁』の労働関連ニュース

2024.08.09 【労働新聞 ニュース】
熱中症搬送 初の週1万人超 1割が仕事場で 消防庁

 総務省消防庁は、7月22~28日の熱中症救急搬送状況の速報値を公表した。1万2666人が搬送され、1週当たりの搬送件数が今年初めて1万人を超えた。前年同期と比較すると、約2000人の増加となった。全体の約1割を占める1274人が、「仕事場(道路工事現場、工場、作業所等)」で発症している。  搬送件数が100件を超える都道府県のうち、仕事……[続きを読む]

2024.06.08 【安全スタッフ ニュース】
コンビナートの事故事例公開 設備劣化・確認不足が発生原因に 消防庁

 総務省消防庁は5月27日、令和5年中に石油コンビナートなどの特別防災区域内にある特定事業所で発生した事故の概要をまとめた。  地震を除いた一般事故は395件(前年比+46件)で、死傷者が発生した事故は21件となっている。火災・爆発による死亡者は2人で、鉄鋼業で30トン天井クレーンの通常運転中に運転室の電気配線から出火して1人が死亡したほ……[続きを読む]

2023.04.07 【安全スタッフ ニュース】
避難の困難さが被害拡大要因に 製菓工場火災で最終報告 消防庁

 総務省消防庁は、新潟県村上市の煎餅工場で昨年2月11日に発生した火災事故の原因調査報告書(最終報告)をまとめた。昨年12月に公表した中間報告に加え、多数の死傷者が発生した要因として避難の困難さがあったとしている。火災は夜中23時台に発生し、出火直後に停電が起こったことで避難経路を辿るのが困難だったと結論付けた。さらに、有毒ガスを含んだ黒……[続きを読む]

2022.12.23 【安全スタッフ ニュース】
新潟工場火災で中間報告 乾燥機の煎餅カスが出火原因か 消防庁

 総務省消防庁は12月16日、今年2月に新潟県の製菓工場で発生した火災について原因調査の中間報告を公表した。発見者の供述、屋外カメラの映像、焼損の見分状況から、工場の焼き工程部分にある乾燥機内に堆積した油分を含んだ煎餅カスが、熱を受けたことなどによって発火点に達した可能性が最も高いとしている。また、出火箇所の天井から落下したと思われる火災……[続きを読む]

2022.07.25 【安全スタッフ ニュース】
地下駐車場事故で消防令改正 面積問わず資格者が点検を 消防庁

 総務省消防庁は、機械式地下駐車場で発生した二酸化炭素消火設備による事故の再発防止を図るため、消防法施行令、消防法施行規則などの一部を改正する。消防法施行令改正案では、これまで資格者以外による点検を認めていた延べ面積1000㎡未満の駐車場について、消防設備士などによる点検を義務付ける。  消防法施行規則の改正案では、不活性ガス消火剤として……[続きを読む]

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