『熱中症』の労働関連ニュース

2025.04.10 【安全スタッフ ニュース】
熱中症予防で昼休憩延長へ 11~14時の工事中断を協議 高知県 NEW

 高知県は、建設工事現場の熱中症を予防するための「クールワークタイム」を県発注工事で設定する。夏季に高温になる時期に、原則11時~14時を休憩時間として定めることで、作業を中断して作業員の健康と安全を確保する。  クールワークタイムの導入と具体的な休憩時間は、工事着手時か実施の1週間前に受発注者が協議して決定し、短縮した作業時間分の工期を……[続きを読む]

2025.04.10 【安全スタッフ ニュース】
重篤化防ぐ措置の義務化も 熱中症対策強化で検討へ 厚労省分科会 NEW

改正省令施行を踏まえ判断  厚生労働省は、熱中症のおそれがある労働者の保護を図る観点から、事業場ごとの該当する労働者を報告する体制の整備、作業離脱や医療機関への搬送といった重篤化を防ぐための必要な措置の実施手順の作成などを義務化するだけでなく、同措置の義務化も検討する考えを示した。新たに立ち上げる検討会で6月以降の改正省令の施行状況を踏ま……[続きを読む]

2025.03.27 【安全スタッフ ニュース】
職場の熱中症 過去10年で最多に 暑さ指数の未把握目立つ 厚労省

死亡者数高止まり  厚生労働省は、「令和6年職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)」を取りまとめた。死亡を含む休業4日以上の死傷者数は1195人となり、過去10年で最も多くなった。死亡者数についても近年10~20人台から30人台に上昇傾向にあり、高止まりの状態が続いている。多くの事例で暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症の……[続きを読む]

2025.03.12 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】熱中症死亡災害 3年連続で30件に到達 緊急時の手順定めず

9割は暑さ指数を未把握  職場で発生した熱中症の死亡災害が、令和6年までの3年連続で30件に達したことが厚生労働省の速報で分かった。暑さ指数を測っていないケースや、発症時・緊急時の対応手順を事前に作成・周知していないケースが大半を占める。企業は、気温が高まる5月よりも早い時期から、暑さ指数計の準備や、緊急時の対応手順の作成・周知を進めてほ……[続きを読む]

2025.03.03 【労働新聞 ニュース】
健診受けさせず送検 熱中症災害端緒に発覚 名古屋東労基署

 愛知・名古屋東労働基準監督署(山本祥喜署長)は、熱中症の労働災害が発生した事業場で、労働者3人に定期健康診断を受診させていなかったとして、警備業の㈱オウカ(愛知県日進市)と同社代表取締役社長を労働安全衛生法第66条(健康診断)違反の疑いで名古屋区検に書類送検した。災害調査を端緒に違反が発覚している。  被災した52歳の男性労働者は… 【……[続きを読む]

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