『特定化学物質障害予防規則』の労働関連ニュース

2022.02.15 【安全スタッフ ニュース】
金属アーク溶接 一部規制が適用 経過措置終了で

 厚生労働省は、金属アーク溶接などの作業で発生する溶接ヒュームに関する新たな規制について、経過措置としていた特定化学物質障害予防規則の一部を4月1日から施行する。屋内での溶接作業では、特定化学物質作業主任者を選任するほか、年3月31日までに個人用サンプラーを使って測定した溶接ヒュームの濃度に基づく呼吸用保護具の使用が事業者に義務づけられる……[続きを読む]

2021.07.14 【安全スタッフ ニュース】
有害ばく露防止を支援 中小へ1人2万円補助 厚労省・溶接ヒュームの測定で

 厚生労働省は、中小企業を対象に溶接ヒュームばく露測定にかかる費用の一部を補助する方針だ。今年6月の法令改正により、溶接ヒュームが特定化学物質に定められ、屋内の溶接作業において、溶接ヒュームのばく露測定結果に応じた呼吸用保護具の測定・使用などが義務付けられたことを踏まえたもの。1人当たり2万円(4万円の2分の1)、1作業場4万円(8万円の……[続きを読む]

2017.04.09 【安全スタッフ ニュース】
特化物が新たに追加 特殊健診など義務化 厚労省審議会・6月施行

 厚生労働省の労働政策審議会安全衛生分科会は、三酸化二アンチモンを特定化学物質として規制する労働安全衛生法施行令の一部改正案などを妥当と答申した。同物質を取り扱う業務を行う場合は、作業環境測定や特殊健康診断の実施、作業主任者の選任などが義務付けられる。施行日は平成29年6月1日の予定。 三酸化二アンチモンは、樹脂や繊維などの不燃性を高める……[続きを読む]

2017.03.16 【安全スタッフ ニュース】
膀胱がんの項目追加 MOCA特殊健診で 厚労省

 厚生労働省は、「3・3’―ジクロロ―4・4’―ジアミノジフェニルメタン」(略称「MOCA」)に係る特殊健康診断の項目に、 膀胱がんなどの尿路系腫瘍を予防・早期発見するための検査を追加する。今年4月1日から一部改正した特定化学物質障害予防規則が施行される。「MOCA」は特定化学物質(第2類物質)であり、「ヒトに対して発がん性がある」として……[続きを読む]

2015.09.01 【安全スタッフ ニュース】
ナフタレンを特化物に追加 11月から施行

 厚生労働省労働政策審議会(樋口美雄会長)はこのほど、厚生労働大臣に対し、「労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令案要綱」と「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案要綱」について妥当であると答申した。今回の改正により、ナフタレンとリフラクトリーセラミックファイバーが新たに特定化学物質として規制対象となる。 化学物質による労働者の健康障……[続きを読む]

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