『産業医』の労働関連ニュース

2025.03.13 【労働新聞 ニュース】
病気復職時の配転有効 産業医意見を優先し 東京地裁

会社が正否見極めは困難  病院のリネンサプライなどを請け負う大手企業で勤務する労働者が、病気復職時の倉庫業務への配転を違法と訴えた裁判で、東京地方裁判所(中野哲美裁判官)は配転命令を有効と判断した。主治医と産業医の意見が異なった際、どちらが正しいかを同社が判断することは事実上困難だったと指摘。産業医の意見を優先して配転を決めた同社の対応に……[続きを読む]

2025.03.06 【労働新聞 ニュース】
カスハラ防止・奨励金 録音機器整備で40万円交付へ 手引き作成が前提 東京都

団体向けにも最大100万円  4月にカスタマー・ハラスメント防止条例の施行を控える東京都は来年度、録音や録画ができる機器を整備した中小企業に対し、40万円の奨励金を交付する。受給に当たっては、防止対策に関する手引きの作成・提出を要件とする。機器の整備に留まらず、カスハラの未然防止と事後検証までの一体的な取組みを促す目的だ。業界団体向けの奨……[続きを読む]

2024.09.24 【労働新聞 ニュース】
人数要件廃止を提言 安衛法の各種法的義務で 産衛学会

 日本産業衛生学会は従業員数50人未満の小規模事業場へ産業保健サービスを提供するため、産業医の選任義務をはじめとした各種法的義務における従業員要件を廃止すべきとする提言を公表した。日本の労働者人口のうち、半数以上の57.5%が小規模事業場で働いており、十分なサービスが受けられていないと指摘している。  産業医の選任義務の対象拡大に当たって……[続きを読む]

2024.06.13 【安全スタッフ ニュース】
時代変化に合わせ組織と労働者支援 第97回産衛学会

 産業衛生に関する学術団体の(公社)日本産業衛生学会は、5月22日~25日、広島国際会議場と中国新聞ビルで第97回日本産業衛生学会を開催した(写真)。今回大会は、「変革期における産業保健のアイデンティティ―サイエンスに基づく組織と労働者の両立支援―」をテーマに掲げ、時代の変革の姿を科学的に見つめ、産業保健を実務的に捉え直し、今後の組織と労……[続きを読む]

2024.04.09 【労働新聞 ニュース】
産業医らと討議 健康経営フェスを初開催 東京社労士会

 東京都社会保険労務士会(寺田晃会長)は独自の取組みとして、企業の経営者・人事担当者向けの「健康経営フェスタ」を初めて開催した。ステージイベントでは、社労士や産業医、全国健康保険協会の東京支部長らがパネルディスカッションを行った(写真)。健康経営を進める際のポイントとして、「眠り」の重要性が話題となった。従業員が十分に睡眠を取れているかを……[続きを読む]

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