『監督結果』の労働関連ニュース

2025.03.11 【労働新聞 ニュース】
監督速報値 割増賃金違反 6年は3割に 名瀬労基署

 鹿児島県の奄美地域を所管する名瀬労働基準監督署(上村一高署長)は、昨年4~12月までに実施した監督指導結果(速報値)をまとめた。最も多かったのは「割増賃金」に関する違反で、違反率は28%に上った。割増賃金の算定基礎に含むべき手当を除外しているケースを確認している。  次いで多かったのは「労働時間」に関する違反で、22%となった。36協定……[続きを読む]

2025.02.21 【労働新聞 ニュース】
本足場は1%未満に 建設業集中指導の違反率 東京労働局

 東京労働局(富田望局長)は、昨年12月に建設現場に対して実施した集中指導結果をまとめた。昨年4月から施行されている本足場の使用に関する違反がみつかったのは2事業場で、違反率は0.4%に留まった。同労働局監督課は、「改正内容が浸透していることが一因として考えられる。ほかにも、東京都は建物の間が狭かったり、室外機などの障害物が設置されている……[続きを読む]

2025.02.17 【労働新聞 ニュース】
墜落防止違反が増加 本足場設置など対応せず 近畿ブロック労働局・監督結果

 大阪労働局(志村幸久局長)は、近畿地方2府4県の労働局が昨年12月に実施した建設現場への一斉監督の結果をまとめた。一定の作業場所での本足場の使用を義務付けた改正労働安全衛生規則に対応できていない現場がめだち、墜落・転落防止に関する労働安全衛生法違反が前年度比23件増の521件に上った。同労働局は、「幅が1メートル以上の箇所で本足場を設置……[続きを読む]

2025.01.20 【労働新聞 ニュース】
5年の違反率8割に 全国平均を10ポイント上回る 沖縄労働局

 沖縄労働局(柴田栄二郎局長)は、令和5年に実施した定期監督の結果を公表した。1436事業場で違反を確認し、違反率は79.4%に上った。全国平均の69.6%を9.8ポイント上回っている。同労働局監督課は違反率が高い要因として、開業率の高さを挙げる。「過去5年間の開業率は、全国平均より2.0~3.0ポイントほど高い。一般に、開業したばかりの……[続きを読む]

2025.01.17 【労働新聞 ニュース】
昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状……[続きを読む]

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